『御曹司に恋はムズすぎる』永瀬廉と山下美月の距離が縮まる 昴が超わがままに生きるワケ
初めての庶民暮らしに奮闘する天堂昴(永瀬廉)。同じ社員寮に住む花倉まどか(山下美月)が自分に好意を寄せていると勘違いしてしまい……。『御曹司に恋はムズすぎる』(カンテレ・フジテレビ系)第2話では、昴とまどかの距離がグッと縮まる。
まどかにキスをしようとして拒まれた昴は、友也(西畑大吾)に自分に惚れさせるためにまどかのことを調べるよう依頼する。それはもちろん、俺だから……である。妄想を抱きつつまどかの自宅を訪れる昴だったが、思い描いていた通りの展開になるはずはなく、そこにはフライパンでガードするまどかの姿が。昴への警戒心は増すばかりだ。自らの財力をもって、デートに誘っても忙しいからと断られてしまう。
研修を終えた昴の配属先は年ぶりに再始動することになった子供服部門。そこにはまどかと友也も配属されていた。予想外の部署に配属されたことで不満をこぼす昴だったが、チームを乱す言動にまどかは「チームのやる気を損なうようなこと言わないでもらえます?」と真っ向から否定する。まどかを振り向かせるために動いていたはずが、早くも暗雲が立ち込める。喧嘩するほど仲が良いと言ったものだが、2人は意外と気が合っているのかもしれない。
モヤモヤを抱えたまま昴は、亘になぜ自分が子供服部門に配属されたのかと尋ねると、一番いい部署だと答えるばかりで詳細を語ろうとしない。さらに頼りにしていたブラックカードまで止められてしまう始末。昴は、亘の執事から手渡された現金5万円での生活を余儀なくされる。お札の肖像に対する昴のツッコミには思わず笑みが溢れたが、表情豊かな永瀬廉の姿が見られるだけで嬉しい。会社の帰り、雨が降りしきる中で立ち尽くしていた昴のもとに、まどかがやってくる。服を濡らせないと語る昴に、まどかは折り畳み傘を差し出し、そのまま傘を置いて帰ってしまう。
まどかが親への仕送りと奨学金の返済をしながら暮らしていることを知った昴。友也の「おじいちゃんからもらってばっかだった昴とは真逆だね」という言葉が重くのしかかってくる。昴のポジティブな性格は、欲しいものをすべて手に入れることができる家庭環境が大きく関係しているのだろう。そんな自分とは正反対のまどかの存在は、昴にとって恋心以上に興味の対象なのだ。