『SANDA』三田役に村瀬歩、サンタクロース役に東地宏樹 新ビジュアル&ティザーPVも
2025年秋より放送されるTVアニメ『SANDA』のキャスト・スタッフが発表され、あわせてティザービジュアル第2弾とティザーPVが公開された。
本作は、「マンガ大賞2018」大賞をはじめ主要マンガ賞4冠を達成した『BEASTARS』の板垣巴留による漫画作品をアニメ化する異色のサンタクロース・ヒーローアクション。超少子化時代を迎え、子どもが過剰に保護された近未来の日本を舞台に描かれる。
主人公・三田役を村瀬歩が、サンタクロース役を東地宏樹がそれぞれ演じる。監督を務めるのは、『ユーレイデコ』『SUPER SHIRO』の霜山朋久。シリーズ構成・脚本を『ダンジョン飯』『らんま1/2』のうえのきみこが担当する。また、布袋寅泰、東京スカパラダイスオーケストラ、UNICORN、サカナクションなど100曲以上のリミックスを手掛けてきた田中知之(FPM)が初のアニメーションシリーズの劇伴を手がける。キャラクターデザイン・総作画監督には『スコット・ピルグリム テイクス・オフ』の石山正修。アニメーション制作は『ダンダダン』や『きみの色』のサイエンスSARUが担う。
クリスマスとなる12月25日、ティザービジュアルの第2弾が公開。キャラクターデザイン・総作画監督の石山による描き下ろしで、まだ幼さが残る少年・三田と、力強さ溢れ出るサンタクロース、同一人物とは思えない対照的な2人が描かれている。雪が降り、クリスマス感あふれるデザインの中、「サンタさん、友達を見つけてください。」と、ある子どもの悲痛な願いが印象的なビジュアルとなっている。
アニメーション映像を収録したティザーPVでは、クリスマスの名曲「Stille Nacht」にのせて、爆風や炎に包まれたダイナミックなサンタクロース・ヒーローアクションが描かれ、サイエンスSARUならではの表現もちりばめられている。
村瀬と東地、メインスタッフからはコメントも到着した。
コメント
村瀬歩(三田一重役)
大人とは? 子どもとは? という永遠の問いに対して、強烈なストーリーとキャラクターを武器に全力でこちらを殴ってくる力がある作品だと感じました。 その渦中にて揺さぶられ続ける三田を絶対やりたかったので超嬉しかったです! 巴留先生の唯一無二な個性がアニメでどう描かれるか楽しみにお待ちください!
東地宏樹(サンタクロース役)
まずは作品の世界観やキャラクターがとても好みすぎて。 決まったときは,とっても嬉しかったです! サンタクロース役なのですが、単なるおじさんではなく、少年の心を持っているという難しい役ですが、体当たりで臨ませていただきました。是非ともお楽しみに♪
霜山朋久(監督)
アニメ化にあたって『SANDA』のキャラクターたちが放つ光をより輝かせるぞという気持ちで制作しています。「大人と子ども」とは、と悩む三田とそんな三田を振り回すキャラクター達が生き生きと動くのを楽しみにしてください!
うえのきみこ(シリーズ構成・脚本)
初めて原作を読んだとき冬村のことが好きになりました。脚本を書いて冬村のことが大好きになりました。大人になりかけている子どもたちの不器用な青春を見守ってください。何卒よろしくお願い致します。
田中知之(FPM/音楽)
アニメーションの劇伴を全て担当するのは実は初めての経験で、非常に楽しくやらせていただいております。しかも初めてだというのに、従来の作法とは全く違う、フレキシブルでアグレッシブな劇伴の制作方法を提案差し上げたのですが、それを監督はじめスタッフの皆さまが受け入れてくださり、結果、非常に面白い作品が生まれそうであります。乞うご期待。
石山正修(キャラクターデザイン・総作画監督)
板垣巴留先生が描く魅力的な人物たちを、原作ファンの方々に「そうそう、色がついて動いたら絶対こうだよね!」と感じていただけるように、また初見の方々にも本作が板垣先生の作品に触れる一助となれるように、とにかく元の魅力を引き出すことに注力してデザインしました。
ドタバタしつつ、凍てつくも熱い物語を一瞬たりともお見逃しなく!
皆さんにとって、素敵なプレゼントになりますように。
■作品情報
『SANDA』
2025年秋放送スタート
キャスト:村瀬歩(三田一重役)、東地宏樹(サンタクロース役)
原作:板垣巴留『SANDA』(秋田書店『少年チャンピオン・コミックス』刊)
監督:霜山朋久
シリーズ構成・脚本:うえのきみこ
音楽:田中知之(FPM)
キャラクターデザイン・総作画監督:石山正修
アニメーション制作:サイエンスSARU
©板垣巴留(秋田書店)/SANDA製作委員会
公式サイト:https://sanda.red
公式X(旧Twitter):https://x.com/sanda_anime