バッキー、エレーナ、レッド・ガーディアンらが共闘 『サンダーボルツ*』新予告公開

『サンダーボルツ*』新予告公開

 2025年ゴールデンウィークに公開されるマーベル・スタジオ映画『サンダーボルツ*』の新予告が公開された。

 かつてマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品に登場したヴィランたちのうち、訳ありのクセ者6人が「サンダーボルツ*」というチームとして集結を果たす本作。ブラジル・サンパウロにて開催されたディズニーファンイベント「D23ブラジル」にて新予告が公開となった。

 「サンダーボルツ*」のメンバーは、ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフの妹で、かつてロシアのスパイ組織で洗脳を受け、高い戦闘能力を誇る暗殺者だったエレーナ(フローレンス・ピュー)、ナターシャとエレーナの父で、キャプテン・アメリカを宿敵としてライバル視していた、ロシアが生んだスーパーソルジャー、レッド・ガーディアン/アレクセイ(デヴィッド・ハーバー)、キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースの幼なじみで、かつて悪の組織による洗脳・肉体改造が施され、暗殺者としてキャプテン・アメリカに立ちはだかったウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)、陸軍での活躍を買われ2代目キャプテン・アメリカに任命されるも、世間からのプレッシャーに追い詰められ任務中に失態をおかし、その肩書と権限をはく奪されたUSエージェント/ジョン・ウォーカー(ワイアット・ラッセル)、驚異の身体能力とコピー能力を持ち、キャプテン・アメリカなどアベンジャーズたちの技も使いこなす暗殺者として、ナターシャやアレクセイらに立ちはだかったタスクマスター/アントニア・ドレイコフ(オルガ・キュリレンコ)、幼いころ不慮の事故に見舞われ、あらゆる物体をすり抜ける“幽霊”のような特殊な身体となってしまったゴースト/エイヴァ(ハナ・ジョン=カーメン)と、全員過去に悪事を犯したことのある“ならずもの”だらけ。アベンジャーズにも劣らない超個性派揃いの面々が、新たなバトルの幕を開ける。

「サンダーボルツ*」最新予告|2025年GW 劇場公開!

 公開された新予告では、何をしでかすかわからない「サンダーボルツ*」のメンバーたちの姿が捉えられている。冒頭、謎の敵に追われているエレーナ、ジョン・ウォーカー、レッド・ガーディアン、ゴーストの4人。反撃を試みるものの、全く足並み揃わず既にしっちゃかめっちゃか状態。そこへ救世主の如く現れたのは、エレーナらと同じく、一度はヒーローと対立したことのあるバッキー・バーンズ。いとも簡単に敵を撃退してくれたかと思いきや、突如エレーナらにも銃口を向けてきて、早くも抗争の予感。だが次の瞬間、シーンは変わり、なぜかバッキーもエレーナらと肩を並べ、謎の多きCIA長官ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ(ジュリア・ルイス=ドレイファス) のもとへ。そこは過去にアベンジャーズの戦いの舞台となった“アベンジャーズ・タワー”だった。事あるごとに憎まれ口をたたき合い、互いに武器を突きつけ合ってしまうほど、一見相性最悪の彼ら。かつて悪事に手を染めた“ならずもの”たちが、今回「サンダーボルツ*」として結集した目的とは。そして謎の人物ボブの正体とは。

 また同映像では、軍事工作や殺人など、過去に犯した悪事に縛られ、それぞれの心に闇を抱えるヴィランたちの葛藤も垣間見える。彼らは果たして、過去の自分と決別し、変わることができるのか。映像の終盤では、その問いをエレーナに投げかけ、身を挺してメンバーたちを庇う頼もしきバッキーの姿が映し出され、彼を筆頭に、ちぐはぐだった彼らが団結し戦いに挑んでいくことを予感させる。

■公開情報
『サンダーボルツ*』
2025年ゴールデンウィーク公開
出演:フローレンス・ピュー、デヴィッド・ハーバー、セバスチャン・スタン、ワイアット・ラッセル、オルガ・キュリレンコ、ハナ・ジョン=カーメン、ジュリア・ルイス=ドレイファス
監督:ジェイク・シュライアー
©2024 MARVEL

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