“綿菓子色”スーツのカトリーヌ・ドヌーヴの姿が 『ベルナデット』予告編&場面写真公開

『ベルナデット』予告編&場面写真公開

 11月8日より新宿ピカデリーほかにて全国公開されるカトリーヌ・ドヌーヴ主演映画『ベルナデット 最強のファーストレディ』の日本版予告が公開された。

 本作は、フランスで政治家、そしてシラク大統領夫人としても親しまれたベルナデット・シラクの知られざる姿を描いた伝記映画。フランスでは公開週の興行収入No.1を記録した。

 監督を務めたのは、ドヌーヴも絶賛するレア・ドムナック。10歳以上若い脚本家クレマンス・ダルジャンとともに「事実を自由に脚色」した脚本を執筆した彼女は、「夫と同じように教養がありながら、夫のために後回しにされてしまうベルナデットの人生は、多くの女性が”自分と遠くない”と感じるはず」と語り、「50代以上の女性が主役の作品を手掛けることができて嬉しかった」と明かしている。

 『シェルブールの雨傘』『昼顔』『インドシナ』などで知られるドヌーヴがベルナデットを演じたほか、シラク大統領役で『天国でまた会おう』のミシェル・ヴュイエルモーズ、ベルナデット変身計画の仕掛け人ベルナール・ニケ役で『ダンサー イン Paris』のドゥニ・ポダリデス、娘クロード役で『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』のサラ・ジロドーが共演した。

映画『ベルナデット 最強のファーストレディ』日本版予告

 公開された日本版予告には、大統領夫人という立場でありながら、運転手の隣の助手席に座らされているベルナデットの姿が。後部座席を占めるのは、夫ジャック・シラク(ミシェル・ヴュイエルモーズ)と彼の広報アシスタントを務める娘のクロード(サラ・ジロドー)だ。夫にはG7への同席を勝手に断られ、娘には話題をそらすかのようにスーツの色についての話を振られ、運転手には鼻で笑われてしまう。加えて「メディア対応が壊滅的」なベルナデットのために派遣された職員ベルナール・ニケ(ドゥニ・ポダリデス)のイメージ調査によれば、世間の彼女への印象は「時代遅れ」「冷たい」「話しにくい」と散々なもの。心が折れかけるベルナデットだったが、「本当のあなたを見せるのです」「反抗を覚えましょう」という言葉に一念発起。ナイトクラブに繰り出し新たな友好関係を築き、彼女のライフワークであった「ピエス・ジョーヌ募金活動」のより積極的なPRを行うなど、任務に邁進していく。シャネルの再興を後押ししたデザイナー、カール・ラガーフェルドも「完璧!」と太鼓判を押す変身を遂げた彼女による、夫シラク大統領も驚愕の”反撃”とは。

 あわせて、“綿菓子色”のスーツやスタイリッシュなジャケットに身を包むナイトクラブでのベルナデットの姿や、彼女を取り巻く登場人物を捉えた場面写真も公開された。

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■公開情報
『ベルナデット 最強のファーストレディ』
11月8日(金)新宿ピカデリーほか全国公開
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ドゥニ・ポダリデス、ミシェル・ヴュイエルモーズ、サラ・ジロドー
監督:レア・ドムナック
脚本:レア・ドムナック、クレマンス・ダルジャン
配給:ファインフィルムズ
後援:在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ
2023/フランス/フランス語/カラー/93分/原題:Bernadette/G
©2023 Karé Productions - France 3 Cinéma - Marvelous Productions – Umedia

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