カトリーヌ・ドヌーヴが大統領夫人に 『ベルナデット 最強のファーストレディ』11月公開

フランス映画『ベルナデット』11月公開

 カトリーヌ・ドヌーヴ主演映画『Bernadette(原題)』が、『ベルナデット 最強のファーストレディ』の邦題で11月8日より新宿ピカデリーほかにて全国公開されることが決定した。

 本作は、フランスで政治家、そしてシラク大統領夫人としても親しまれたベルナデット・シラクの知られざる姿を描いた伝記映画。本作が初の長編ドラマ監督作となったレア・ドムナックがメガホンを取り、フランスでは公開週の興行収入No.1を記録した。

 『シェルブールの雨傘』『昼顔』『インドシナ』などで知られるドヌーヴがベルナデットを演じたほか、『12か月の未来図』のドゥニ・ポダリデス、『天国でまた会おう』のミシェル・ヴュイエルモーズ、『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』のサラ・ジロドーが共演に名を連ねた。

 大統領となった夫ジャック・シラクや、夫の広報アシスタントを務める娘クロードからも軽視され、大統領夫人としての仕事すら与えられない日々を過ごすベルナデット。クロード曰く「メディア対応が壊滅的」な彼女のために派遣されたのは、かつては知事を夢見ていたエリゼ宮殿職員ベルナールだった。他に頼りのないベルナデットは、彼の「ご自分を解放すれば、道は開けます」との言葉を胸に、ひたすら任務に邁進。時代と寄り添い、ポジティブに変化し発信を続ける彼女の姿に、まずは国民が熱い視線を寄せ始める。そしてその中には、夫シラク大統領のかつての天敵もいて……。

 あわせて公開されたポスタービジュアルには、サングラスをかけ、何やら含みのある表情をしているベルナデットの姿が写し出されている。美しく輝くアクセサリー、パープルのスーツを身に纏い威厳があるが、その手にはマリー・アントワネットという愛“亀”が。そんな彼女の横には「カリスマファーストレディ VS 亭主関白大統領」というキャッチコピーが添えられている。

■公開情報
『ベルナデット 最強のファーストレディ』
11月8日(金)新宿ピカデリーほか全国公開
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ドゥニ・ポダリデス、ミシェル・ヴュイエルモーズ、サラ・ジロドー
監督:レア・ドムナック
脚本:レア・ドムナック、クレマンス・ダルジャン
配給:ファインフィルムズ
後援:在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ
2023/フランス/フランス語/カラー/93分/原題:Bernadette/G
©2023 Karé Productions - France 3 Cinéma - Marvelous Productions – Umedia

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