『虎に翼』第20週「稼ぎ男に繰り女?」を振り返る 直明(三山凌輝)の結婚

『虎に翼』第20週を振り返る

 NHK連続テレビ小説『虎に翼』(土曜日は1週間の振り返り)。第96話から第100話までの第20週「稼ぎ男に繰り女?」を振り返る。

 第96話では、時代は昭和30年、東京に戻ることになった寅子(伊藤沙莉)は杉田(高橋克実)らに盛大に見送られる。寅子と優未(毎田暖乃)が登戸の猪爪家に着くと何やら不穏な雰囲気。猪爪家では、結婚したら家を出るべきだという花江(森田望智)と結婚しても同居し続けたいと主張する直明(三山凌輝)が対立していた。

 第97話では、東京に戻った寅子は、桂場(松山ケンイチ)、久藤(沢村一樹)、多岐川(滝藤賢一)らと再会。さっそく山積みの仕事に取り掛かる一方で、航一との交際も順調に続いていた。優未を連れて航一の家を訪れることになった寅子は、航一の継母・百合(余貴美子)、長男・朋一(井上祐貴)、長女・のどか(尾碕真花)と対面する。

 第98話では、寅子と優未は星家に和やかに迎えられるが、百合、朋一、のどかの本心はなかなか見えない。一方、東京地裁では、寅子のいる民事第二十四部で「原爆裁判」を担当することが決まる。訴状を読んだ寅子。原告代理人の欄には、雲野(塚地武雅)の名前が書かれていた。

 第99話では、結婚しても同居を続けたいと主張する直明と花江の対立が続いていた。どちらの気持ちもわかるだけに頭を悩ませた寅子は航一に相談。航一に同席してもらいながら、花江と直明はそれぞれの思いを話し合っていく。

 第100話では、猪爪家を離れるのが寂しいと言う直明に対し、花江は同居の難しさを語る。どちらの気持ちもわかる寅子。直明の婚約者・玲美(菊池和澄)はいつも自分の希望よりも玲美を優先してくれる直明の唯一の頼みが同居であると話し、「お試し」で同居してみてはどうかと提案する。

■放送情報
NHK連続テレビ小説『虎に翼』
総合:毎週月曜~金曜8:00~8:15、(再放送)毎週月曜~金曜12:45~13:00
BSプレミアム:毎週月曜~金曜7:30~7:45、(再放送)毎週土曜8:15~9:30
BS4K:毎週月曜~金曜7:30~7:45、(再放送)毎週土曜10:15~11:30
出演:伊藤沙莉、岡田将生、石田ゆり子、岡部たかし、仲野太賀、森田望智、上川周作、平岩紙、三山凌輝、毎田暖乃、青山凌大、今井悠貴、和田庵、菊池和澄、名村辰、松川尚瑠輝、野添義弘、ドンペイ、滝藤賢一、松山ケンイチ
作:吉田恵里香
語り:尾野真千子
音楽:森優太
主題歌:米津玄師「さよーならまたいつか!」
法律考証:村上一博
制作統括:尾崎裕和
プロデューサー:石澤かおる
取材:清永聡
演出:梛川善郎、安藤大佑、橋本万葉ほか

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