映画『はたらく細胞』に山本耕史×仲里依紗×松本若菜×マイカ・ピュが出演 新ポスターも
12月13日に全国公開される永野芽郁と佐藤健のW主演映画『はたらく細胞』に山本耕史、仲里依紗、松本若菜、マイカ・ピュが出演することが発表され、あわせて新ポスタービジュアルが公開された。
本作は、『月刊少年シリウス』にて連載されていた清水茜による同名漫画と原田重光・初嘉屋一生・清水が手がけたスピンオフ作品『はたらく細胞 BLACK』を原作とした実写映画。人間の体内で働く無数の細胞たちを擬人化し、彼らが病原菌と戦う姿を描いた世界最小の主人公=細胞たちの活躍が描かれる。
監督を務めるのは、『のだめカンタービレ 最終楽章』『テルマエ・ロマエ』『翔んで埼玉』などの武内英樹。脚本は、武内監督と『翔んで埼玉』でタッグを組んだ徳永友一が担当する。
体内の各器官に酸素を届けられるように奮闘する主人公の1人・赤血球を永野、赤血球と共に体内を守るもう1人の主人公であり、外部から体内に侵入した細菌やウイルスなどの異物を排除する細胞「白血球(好中球)」を佐藤が演じる。 また、彼らがはたらく舞台となる“人間役”として、健康優良な女子高生・漆崎日胡を芦田愛菜、不摂生の父・漆崎茂を阿部サダヲがそれぞれ演じる。
新たに出演が発表されたのは、“体内”で細菌やウイルス感染細胞などの異物を見つけ破壊する、強力な殺傷能力を持つ免疫細胞の主力部隊。
山本が演じるのは、「KILL」と書かれた帽子がトレードマークの体育会系武闘派細胞・キラーT細胞。武内監督とは1997年のドラマ『ひとつ屋根の下2』(フジテレビ系)以来のタッグとなる。山本は今回の役柄について、「今回の役は体を鍛える感じのキャラクターで、僕も鍛えるのが好きなので、ありがたいなと思いました。白血球役のオファーが来ていたらもっと細くしなきゃいけないじゃないですか。だからキラーT細胞で納得しました」とコメント。また、「武内監督は自分の要求がはっきりしているので、それは嬉しかったですね。『もうちょっとこうして!』と投げかけてくれるから、ちゃんと武内監督のものになるんだろうなというのがすごく伝わります」と、武内監督への信頼も窺わせた。
仲が演じるのは、ナチュラル(N)キラー(K)の名前通り、生まれついての殺し屋で、細菌やウイルス感染細胞などの異物を見つけ次第、単独で攻撃の先陣を切るNK細胞。仲は、「初めての『細胞役』をどう演じていけるのか、という未知にとてもワクワクしていました。今作は体の中で起こっている細胞同士の反応をアクションとして表現しているのですが、ここまで激しいアクションシーンに参加することも、私の体史上、初めての経験でした。次々と襲いかかってくる筋肉痛に体も悲鳴をあげていましたが、『私の中の細胞も頑張っているんだ!』と私と私の細胞を私が励ましながら撮影に臨みました(笑) 」と細胞と絡めて、撮影中のエピソードを明かした。
また、常に優しい笑顔を絶やさない幼い赤血球たちの“育成係”の顔をもちながら、細菌などの異物を捕らえて殺すなど、さまざまな顔を持つマクロファージに松本が扮する。松本は演じるマクロファージの見どころについて、「私の姪っ子も原作を読んでいて、マクロファージさんはかわいいから好きと言っていましたが、巨大な鉈で戦うシーンでは、殺陣チームの皆さんがその鉈の重さを利用して作ってくださったカッコいいシーンもありますので、是非注目して頂きたいです」と語った。
そして、血管が損傷した時に大勢の仲間たちとともに力をあわせて集合し、傷口をふさいで止血してくれるのが血小板。他の細胞よりもサイズが小さい彼女たちのリーダー的役割を担う血小板にモデルのマイカが抜擢された。マイカは「役の募集の前から、『はたらく細胞』の漫画を読んでいて、スピンオフ作品の『はたらく血小板ちゃん』も大好きでした。明るくてみんなのまとめ役なところを演じるのが楽しかったですし、いろんなウイルスのことがわかって勉強になりました。撮影の待ち時間はみんなで遊んだりしてチームワークを大切にしました」とかわいらしいエピソードを明かした。
公開されたポスタービジュアルには、細胞役の永野と佐藤、人間の親子役の芦田と阿部に加え、追加キャストの山本、仲、松本、マイカが演じるキャラクターたちが追加されている。ポスターにはまだカラフルな細胞がちりばめられており、今後発表される未解禁キャストが追加されていく予定となっている。
コメント
山本耕史(キラーT細胞役)
キラーT細胞を演じているというよりは、1人の戦士を演じているつもりではいるんですが、関係性が面白いですよね。NK細胞は単体で動き回る。キラーT細胞は指令が出ないと出動できない。白血球、赤血球はこういう働きをしているとか……血小板しかり、それぞれの役割があるから面白いですよね。
今回の役は体を鍛える感じのキャラクターで、僕も鍛えるのが好きだから、ありがたいなと思いました。白血球役のオファーが来ていたらもっと細くしなきゃいけないじゃないですか。だからキラーT細胞で納得しました。
武内監督とは久しぶりではあるんですけど、すごく安心感がありました。武内監督は自分の要求がはっきりしているので、それは嬉しかったですね。『もうちょっとこうして!』と投げかけてくれるから、ちゃんと武内監督のものになるんだろうなというのがすごく伝わります。
錚々たるメンバーの中に自分も混ぜていただいて本当に光栄です。あそこのシーンはどうなっているんだろうっていう興味がすごいある作品! 本当に出来上がりが楽しみですね。
仲里依紗(NK細胞役)
初めての「細胞役」をどう演じていけるのか、という未知にとてもワクワクしていました。
今作は体の中で起こっている細胞同士の反応をアクションとして表現しているのですが、ここまで激しいアクションシーンに参加することも、私の体史上、初めての経験でした。次々と襲いかかってくる筋肉痛に体も悲鳴をあげていましたが、「私の中の細胞も頑張っているんだ!」と私と私の細胞を私が励ましながら撮影に臨みました(笑)
共演者、スタッフ、そしてアクションシーンを指導して下さった皆様のお力添えもあり、とてもカッコイイ <実写版 NK細胞> を演じることができたのではと思っております。
子どもから大人まで、楽しく、ときには感動しながら、細胞のはたらきを学べる作品になっていますので、公開を楽しみにお待ち下さい。
松本若菜(マクロファージ役)
マクロファージさんは見た目はとても柔らかいですが、闘うとなったらパっと切り替える。頼もしい部分もあれば、優しい部分もあるし、クールな一面もあり、とても魅力的だと思いました。私の姪っ子も原作を読んでいて、マクロファージさんはかわいいから好きと言っていましたが、巨大な鉈で戦うシーンでは、殺陣チームの皆さんがその鉈の重さを利用して作ってくださったカッコいいシーンもありますので、是非注目して頂きたいです。撮影中は、身体の中でリアルなマクロファージさんも戦っているんだと考えながら楽しく演じさせていただきました。
自分の体の中を知れるよいきっかけにもなりましたし、今までにないスケールで、年齢問わずどの世代の方でも楽しめる作品となっていますので、ご覧いただけましたら幸いです。
マイカ・ピュ(血小板役)
血小板役を演じる事ができてとても嬉しかったです。役の募集の前から、「はたらく細胞」の漫画を読んでいて、スピンオフ作品の「はたらく血小板ちゃん」も大好きでした。明るくてみんなのまとめ役なところを演じるのが楽しかったですし、いろんなウイルスのことがわかって勉強になりました。撮影の待ち時間はみんなで遊んだりしてチームワークを大切にしました。是非映画館で楽しんでいただきたいです。
■公開情報
『はたらく細胞』
12月13日(金)全国公開
出演:永野芽郁、佐藤健、芦田愛菜、山本耕史、仲里依紗、松本若菜、マイカ・ピュ、阿部サダヲ
原作:清水茜『はたらく細胞』(講談社『月刊少年シリウス』所載)、原田重光・初嘉屋一生・清水茜『はたらく細胞BLACK』(講談社『モーニング」』所載)
監督:武内英樹
脚本:徳永友一
配給:ワーナー・ブラザース映画
©清水茜/講談社 ©原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社 ©2024 映画「はたらく細胞」製作委員会
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