今田美桜×北村匠海『あんぱん』タイトルロゴ公開 阿部サダヲがパン職人役で出演

『あんぱん』パン職人役で阿部サダヲ出演

 2025年度前期放送のNHK連続テレビ小説『あんぱん』に阿部サダヲが出演することが決定。あわせてタイトルロゴが公開された。

 朝ドラ第112作目となる本作は、『アンパンマン』を生み出したやなせたかしと小松暢の夫婦をモデルとした勇気の物語。実在の人物である2人をモデルとするが、登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描かれる。

 実在の人物である小松暢をモデルとした朝田のぶを今田美桜、のぶの夫・柳井嵩を北村匠海がそれぞれ演じる。脚本は、NHK連続テレビ小説『花子とアン』、NHK大河ドラマ『西郷どん』などを手がけた中園ミホが担当する。

 阿部が演じるのは、風来坊のパン職人・屋村草吉。お金にうるさく口は悪いが、パン作りの腕は確か。ヒロイン・朝田のぶ(今田美桜)と柳井嵩(北村匠海)の人生に大きな影響を与えていく。

 阿部は本作への出演について、「今のところ謎がたくさんあって、台本を頂くのが楽しみです!」と喜びのコメントを寄せている。

 また、題字ロゴデザインは、NHK映像デザイン部の伊達美貴子が担当。やなせたかしの手書き文字を参考にデザインしたそうで、「ヒロイン・のぶの勢いをイメージしてロゴをデザインしました」とその意図を明かしている。

阿部サダヲ(屋村草吉役)コメント

出演が決まったときの思い、役ヘの意気込み

「風来坊のパン職人」という、とても魅力的な役! ワクワクしています! どこから来て、どこへ行くのか? 目的は何な のか? 等々、今のところ謎がたくさんあって、台本を頂くのが楽しみです!
「なんのために生まれてなにをして生きるのか」
「なにが君のしあわせなにをしてよろこぶ」
この歌詞が元々すごく好きだったので、連続テレビ小説で関われることが嬉しいです!よろしくお願いします。

朝ドラ出演歴、朝ドラの思い出

朝ドラは『こころ』(2003年)以来で約20年振りとなります!
観た方に身近に感じて頂けるのか、役名で声をかけられるようになった事を覚えています。
※連続テレビ小説出演歴『かりん』『こころ』

やなせたかしさんの作品のイメージや好きなキャラクター

あたたかくて、平和なイメージです。

高知の印象や思い出

ドラマにも出てくると思いますが、土佐弁ですね。
まだ行った事がなく、楽しみにしています。

倉崎憲(制作統括)コメント

日本の朝には、阿部サダヲさんが必要です。
朝ドラに阿部サダヲさんが出てくると想像するだけで、なんだか元気が湧いてくる気がしませんか?
そんな想いから、オファーさせていただきました。
これまで大河ドラマ『平清盛』『いだてん〜東京オリムピック噺〜』でご一緒させていただいたのですが、現場での誰に対してもいつも飾らない姿、でもカメラが回ると一瞬で役に切り替わる姿に感銘を受け、朝ドラでもご一緒させていただけることに心から嬉しく思います。中園ミホさんがユーモアたっぷりに描く“風来坊のパン職人”屋村草吉役と周りのキャスト陣が織りなす会話劇をお楽しみください!

伊達美貴子(ロゴデザイン)コメント

『あんぱん』の台本を読み、勢いがあり真まっ直すぐでお茶目ちゃめなキャラクターの主人公・朝田のぶを文字であらわすとどうなるのかと思った時、やなせたかしさんの手書きの文字がまず頭に浮かびました。彼のユニークで動きのある文字がとてもかわいらしくこの番組の“のぶ”を表現するのにふさわしいフォントだと感じました。やなせさんの文字の特徴と彼の描く世界観を生かしながら、『あんぱん』で描いていくヒロイン・のぶの勢いをイメージしてロゴをデザインしました。

■放送情報
2025年度前期 NHK連続テレビ小説『あんぱん』
2025年春~放送予定
出演:今田美桜、北村匠海、加瀬亮、江口のりこ、河合優実、原菜乃華、吉田鋼太郎、浅田美代子、細田佳央太
作:中園ミホ
制作統括:倉崎憲
プロデューサー:川口俊介
写真提供=NHK

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