『ミス・ターゲット』すみれと宗春の“交わらない”運命 鈴木愛理演じる萌の過去も明らかに

『ミス・ターゲット』鈴木愛理演じる萌の変化

 死を選ぼうとするくらいに絶望を感じていた萌にとって、すみれは“光”のような存在に見えたに違いない。結婚詐欺師なんて、限りなく“闇”に近い仕事だけれど、萌にとってはどうしようもなく輝いて見えたのだと思う。

 それなのに、なぜ萌は宗春の会社の代表取締役社長に就任していたのか。もちろん、恩人であるすみれのために、宗春を守ろうとしたのなら分かる。でも、だとしたらすみれに向かって「部外者が口出さないでください」なんて冷たい言葉を吐き捨てるだろうか。

 これまで萌は、ホワホワとした癒し系のオーラを纏っている鈴木のイメージに近い役柄だと思っていた。しかし、どうやら第二章からはまた違った一面が見えてきそうだ。なぜ、宗春とともに働くことになったのか。あれほど慕っていたすみれのことを、敵を見るような瞳で見るようになった理由とは? まだまだ秘められた謎がたくさんある。

 ちなみに、鈴木は『推しが上司になりまして』(テレビ東京系)の瞳や、『ANIMALS-アニマルズ-』(ABEMA)の海など、ピュアな頑張り屋さんという感じの役柄を演じることが多いが、『会社は学校じゃねぇんだよ 新世代逆襲編』(ABEMA)では、わがままなお騒がせモデル・一花を演じていたことも。この“悪女”鈴木愛理もかなり見応えがあったので、『ミス・ターゲット』でも、パブリックイメージとは異なる強気な表情が見られるのが楽しみだ。

■放送情報
『ミス・ターゲット』
ABCテレビ・テレビ朝日系にて、毎週日曜22:00〜放送
出演:松本まりか、上杉柊平、鈴木愛理、川西賢志郎、小槙まこ、田中真琴、八嶋智人、筒井真理子、沢村一樹
脚本:政池洋佑
演出:植田尚、日暮謙、近藤幸子
プロデューサー:山崎宏太、南雄大(ABCテレビ)、山本喜彦、神通勉、小路美智子(MMJ)
主題歌:家入レオ「ワルツ」(ビクターエンタテインメント)
音楽:富貴晴美
制作協力:MMJ
制作著作:ABCテレビ
©︎ABCテレビ
公式サイト:https://www.asahi.co.jp/misstarget/
公式X(旧Twitter):@misstarget_abc
公式Instagram:@misstarget_abc
公式LINEアカウント:@abc_drama

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