“人間ビタミン”パク・ヒョンシクは新たな姿を更新し続ける ファンを魅了する出演作5選

パク・ヒョンシク、ファンを魅了する5作品

『サウンドトラック#1』

『サウンドトラック#1』(写真はenterMediaより)
『サウンドトラック#1』(写真はenterMediaより)

 19年来の親友が、友達という関係性から一歩踏み出そうとする瞬間を描く短編『サウンドトラック#1』。作詞家のウンス(ハン・ソヒ)は、歌詞を考えるもリアルさがないことを指摘され、八方塞がりの状態に。一方、写真家のソヌ(パク・ヒョンシク)は、自分の撮る写真に納得がいかず悩む日々を送っていた。ある日、ウンスの助手として一緒に歌詞を考えることになったソヌは、一つ屋根の下で一緒に暮らすことになり……。心に秘めたソヌの片思いと、揺れ動いていく2人の関係性から目が離せなくなる一作だ。

 パク・ヒョンシクは、ウンスに思いを寄せるも彼女を失う怖さから本当の気持ちを言い出せずにいるソヌを演じる。“マフラーの貴公子”と呼びたくなるほど優しく繊細なキャラクターで、ウンスが首元を寒そうにしているといつも自分のマフラーを巻いてあげる一面を持つ。感情をあまり出さず、ウンスの速度に合わせて前に進んでいくような役柄だからこそ、彼の感情が振り切れた時のギャップが堪らなく良すぎて一気に沼落ちしてしまう。数々の作品の中でも、特にナチュラルで自然体なヒョンシクが見れる一作でもあり、どこかにいそうで居ない彼氏感をまとったソヌが堪らない。

『力の強い女ト・ボンスン』

『力の強い女ト・ボンスン』(jtbc公式サイトより)
『力の強い女ト・ボンスン』(jtbc公式サイトより)

 『力の強い女ト・ボンスン』は、代々受け継がれてきた怪力を持つ女性と、孤独を抱えるゲーム会社CEOたちの物語。私利私欲のために力を使うと悪いことが起きる怪力を先祖から受け継いだト・ボンスン(パク・ボヨン)は、普通に生活することに憧れ、力を隠しながら生きてきた。そんなある日、彼女の秘密を目撃してしまったゲーム会社のCEOアン・ミンヒョク(パク・ヒョンシク)は、ボンスンにボディーガードを頼むことに。社長と従業員という関係性だった2人だが、共に時間を過ごす中で少しずつ惹かれあっていき……。サスペンス要素を織り交ぜた胸キュンたっぷりのラブコメだ。

 自信家なCEOアン・ミンヒョクを演じるのが、パク・ヒョンシク。一見わがままで自分勝手にも見えるのだが、実は誰かに愛されたくて堪らない孤独な王子様のようなキャラクター設定だ。普段は明るく少し怖がりで可愛い一面を見せるが、次第に抱きしめたくなるような繊細で孤独な一面が見え始めていく。

 その一方で、ここぞという時は「俺を好きになれ」といったどストレートなセリフや、ボンスンの力調整訓練と見せかけたバックハグ、壁ドン告白、頼れる上司感などを次々と見せてくれるので、その振れ幅に一気に心臓を掴まれてしまう方も少なくないはず。また、ボンスンと気持ちを通じ合ったあとのメロメロっぷりが面白く、「ミンミン」と呼ばれて頬にポッポされ(キスをされ)、ふにゃふにゃになってしまう演技が流石すぎて全力で拍手を送りたくなる。さらに、自動ドアを開ける際のミンヒョクのトレードマークのような決めポーズなど、甘いラブにコミカルさを織り交ぜる天才パク・ヒョンシクを観ることができる一作。メイキング映像も充実しているので、セットで視聴したくなると思う。

『IN THE SOOP フレンドケーション』

『IN THE SOOP フレンドケーション』(c)2022 HYBE. All Rights Reserved
『IN THE SOOP フレンドケーション』©︎2022 HYBE. All Rights Reserved

 パク・ヒョンシクの人柄が伝わるバラエティ番組といえば、『IN THE SOOP フレンドケーション』もおすすめしたい。本作は、プライベートで仲の良いパク・ソジュン、Peakboy、チェ・ウシク、V(BTS)と共に、ヒョンシクが旅に出る姿を映し出す。全員でニックネームを決める場面では、人懐っこい白いわんこのイメージから、“109(ペック)”と呼ばれるヒョンシク。初めて彼を見た時の印象は、あまりにもカッコよくて声をかけるのに躊躇したというエピソードも紹介され、彼の温かな人柄と美しさが改めて伝わってくる。また、ヒョンシクが普段は自分の感情をあまり上手く表現できないが、演技をすることでその気持ちが和らぐといったことを語るシーンもあり、旅を通して彼の素顔を見れるような番組だと思う。さらに、ドラマではあまり観ることのできない兄にかわいがられる弟ヒョンシクの一面を観ることもでき、一層彼の沼へと足を踏み入れたくなるはずだ。

■配信情報
『ドクタースランプ』
Netflixにて配信中
出演:パク・ヒョンシク、パク・シネ、ユン・パクほか
(写真はJTBC公式サイトより)

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