北村匠海、『アンチヒーロー』で長谷川博己と8年ぶりの共演 「どうかお楽しみください」
長谷川博己が主演を務める4月期のTBS日曜劇場『アンチヒーロー』に北村匠海が出演することが発表された。
「殺人犯へ、あなたを無罪にして差し上げます。」というコピーとともに発表された本作。日本の刑事裁判での有罪率は99.9%と言われている。長谷川が演じる主人公は、残り0.01%に隠された「無罪の証拠」を探し依頼人を救う救世主のような人間ではない。たとえ、犯罪者である証拠が100%揃っていても無罪を勝ち取る、「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士であり、ヒーローとは言い難い、限りなくダークで危険な人物だ。
北村が演じるのは、長谷川演じる“ヒーローとは言い難いアンチな男”の事務所で働く同僚の弁護士。北村は長谷川とは8年ぶりの共演となり、過去の共演作では、いずれも長谷川の生徒役だった。本作では弁護士役同士という新境地での共演となる。
北村は長谷川との共演について、「別の世界では長谷川さんはかつて先生でしたが、『アンチヒーロー』の世界では共に弁護する仲間として、1日1日を過ごしております」と喜びを明かし、「光があるなら影が生まれる。その影の中で生きる僕らの物語をどうかお楽しみください」とメッセージを送った。
コメント
北村匠海
このたび、『アンチヒーロー』に出演します。北村匠海です。別の世界では長谷川さんはかつて先生でしたが、『アンチヒーロー』の世界では共に弁護する仲間として、1日1日を過ごしております。 ヒーローをアンチする。そこに正義はあるのか。そもそも正義とはなんなのか。誰のためにあるのか。他人か国か、それとも自分か。光があるなら影が生まれる。その影の中で生きる僕らの物語をどうかお楽しみください。
飯田和孝(プロデューサー)
正義と悪の価値観は、年齢、環境、もしかしたらその日の体調、気分によって変化するものではないでしょうか? このドラマの登場人物たちもそれぞれの価値観で、アンチな弁護士と向き合い、正義と悪について考え、動いていきます。北村さんとは今回初めてご一緒させていただきますが、強い意思、そして豊かで繊細な感受性を持った俳優さんだと感じました。役について話している中で、「微妙な隙間を縫っていくような役」と表されていましたが、画面を見ていると、キャラクターがもがき、心の奥から声を上げようとしている熱のようなものを感じました。北村さん演じる弁護士の「心」が、視聴者にどのように届くのか、どう感じてもらえるのか、今から楽しみでなりません。どうぞ見守っていただければと思います。
■放送情報
日曜劇場『アンチヒーロー』
TBS系にて、4月スタート 毎週日曜21:00〜21:54放送
出演:長谷川博己、北村匠海
プロデューサー:飯田和孝、大形美佑葵
演出:田中健太、宮崎陽平、嶋田広野
脚本:山本奈奈、李正美、宮本勇人、福田哲平
©TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/antihero_tbs/
公式X(旧Twitter):@antihero_tbs
公式Instagram:@antihero_tbs