芦田愛菜、2024年は“脱子役元年”に 『さよならマエストロ』で見せた芸歴17年目の新境地

芦田愛菜、2024年は“脱子役元年”に

 2017年に慶應義塾中等部に入学した芦田は、学業を優先しつつ、芸能活動も継続。2018年には、NHK朝ドラ『まんぷく』のナレーションを朝ドラ史上最年少で務めた。現在、『まんぷく』はNHK BSで再放送しており、芦田の愛らしいナレーションを再度楽しむことができる。

 慶應義塾内で高校、大学と進学した芦田は、2023年に『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)に出演。主演の松岡茉優と共に物語の鍵を握る重要なキャラクター、鵜久森叶を熱演した。本作では、クラス全員からいじめの標的にされる高校3年生という難役に挑んだ芦田。その前年に公開された映画『メタモルフォーゼの縁側』では、書店でアルバイトをしている、BL漫画が大好きな高校生を好演し、等身大の魅力を披露していた。

 高校生役が続いた芦田が、『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』で社会人役を演じると聞いた時は、もうそんな大人の役を演じる年齢になったのだろうかと思ったが、今年20歳になる芦田は、今後学生ではない役を演じることも増えるだろう。芦田が恋愛中心の作品に出演したり、既婚者の役を演じたりする日も、予想よりも早く来るのかもしれない。どんなキャラクターだろうと、彼女は視聴者の心をつかむ名演技を見せてくれるに違いない。今後の芦田の活躍に期待が膨らむばかりだ。

■放送情報
日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』
TBS系にて、毎週日曜21:00〜21:54放送
出演:西島秀俊、芦田愛菜、宮沢氷魚、新木優子、當真あみ、佐藤緋美、久間田琳加、大西利空、石田ゆり子、淵上泰史、津田寛治、満島真之介、玉山鉄二、西田敏行
脚本:大島里美
音楽:菅野祐悟
撮影監督:神田創
音楽監修:広上淳一(東京音楽大学)
全面協力:東京音楽大学
企画プロデュース:東仲恵吾
プロデュース:益田千愛
演出:坪井敏雄、富田和成、石井康晴
©TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/sayonaramaestro_tbs/

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