『となりのナースエイド』衝撃的な展開で始まった後半戦 心優しい晴美が見せた裏の顔
手術を受けて、今度は素直に母を支えることを誓った照希。覚醒下海綿状血管腫摘出の手術が始まる。覚醒状態にある患者と言語聴覚士が会話を行いながら、執刀医が摘出する部分に電気刺激を与え、それを摘出しても会話ができるのか、できないのか、言語中枢の位置を把握し、そこを傷つけないように海綿状血管腫を摘出していく。手術は無事成功。だが照希はうわごとのように「言わないでください。照希の裏口入学のことは」と話し続ける。大河(高杉真宙)が言うには、電気刺激を受けて、脳が活性化され、過去に聞いた人の会話を繰り返しているのかもしれないとのこと。
つまり、照希は昔に聞いてしまった母の電話口での会話を再現しているということになり、その後に続くのが、「分かりました。桜庭澪を監視すればいいんですね」というゾッとする一言である。
『となりのナースエイド』では愚直な息子思いの母を演じてきた水野美紀。今期は『離婚しない男ーサレ夫と悪嫁の騙し愛ー』(テレビ朝日系)に出演し、「〜ございやす」「まぐわっている」といった強烈ワードが飛び出す離婚弁護士・財田トキ子で晴美とのギャップを際立たせているが、本当に晴美が澪を監視していたとなれば、我々が見ていた心優しいナースエイドとしての姿とは別の裏の顔があるということになる。
澪の部屋に侵入した犯人はいまだに明らかになっておらず、次回晴美に澪の監視を命令していた人物が分かれば、唯(成海璃子)の死の真相に近づくだろう。
■放送情報
水曜ドラマ『となりのナースエイド』
日本テレビ系にて、毎週水曜22:00〜放送
出演:川栄李奈、高杉真宙、水野美紀、矢本悠馬、吉住、古田新太、小手伸也、織田梨沙
脚本:オークラ
音楽:井筒昭雄
演出:内田秀実、今和紀(泉放送制作)
チーフプロデューサー:松本京子
プロデュ―サー:藤森真実、藤村直人、森雅弘、白石香織(AX-ON)、島﨑敏樹(泉放送制作)
制作協力:AX-ON、泉放送制作
製作著作:日本テレビ
©︎日本テレビ
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