大泉洋、『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』ゲスト声優に 「僕に近い役だと思います」

大泉洋、劇場版『名探偵コナン』ゲスト声優に

 4月12日に公開される劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』のゲスト声優として大泉洋の出演が発表された。

 原作コミックスは104巻を超え、全世界で累計発行部数2.7億部を突破、TVアニメシリーズも放送1000回を超えた『名探偵コナン』。2023年4月に公開された劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)』は、興行収入138.3億円を突破し、シリーズ史上最高記録を更新した。劇場版シリーズは、累計興行収入が1180億円を超えている。本作は、そんな劇場版『名探偵コナン』27作目となる。

 北海道出身の大泉が演じるのは、コナン達と顔見知りである西村警部の部下で北海道警捜査一課の刑事・川添善久。現場に遅刻して来たり、パトカーで縁石に乗り上げたりとドジで残念な刑事だが、函館にまつわるお宝の伝説や 宝を狙う容疑者の裏事情にやけに詳しいという役どころだ。

 大泉は今回のオファーを受けて「いつも『名探偵コナン』が公開になるとものすごい興行成績で、いつまで経っても(動員ランキング)1位が『コナン』なんですよね。ですから、同時期に公開すると私の映画がなかなか上位に食い込めない、苦々 しい思いで『コナン』のことは思っていましたけど…(笑)、自分が出るってことになるとこんな心強い映画はないなという風に思いました」とぼやきを入れつつも、ゲスト声優として参加することへの喜びを語った。

 さらに、出身地の北海道が舞台であるということについては「常に北海道をアピールしたい人間にとっては、あのコナンが北海道、そして函館を舞台にしてくれるっていうのは、北海道人としてすごく嬉しかったです。北海道が舞台の映画だったら、基本僕全部出たいんですよ(笑)」と北海道愛に溢れたコメントも交えつつ、コメントを寄せた。

 また、今回大泉が演じる川添善久は、一見ドジで残念な刑事という憎めないキャラクターながら、函館にまつわるお宝の伝 説や宝を狙う容疑者の裏事情にやけに詳しい情報通な一面も持ち合わせるという掴みどころのない役どころ。大泉も「私がやるだけあってドジなところもあったりして頼りないところもあるんですけど、でも格好いいところもあったりするんです。できる奴なのかできない奴なのか分からないような…僕に近い役だと思います」と親近感を覚えた様子で、「私がどれだけの活躍をするのか早く観てほしいです! コナンから怪盗キッドまで私が全員捕まえます(笑)! 楽しみにしてください!」と、自身が演じる川添の活躍ぶりをアピールした。

コメント

大泉洋(川添善久役)

この度、「川添善久」役でゲスト声優として出演させていただくことになりました。函館が舞台ということで常に北海道をアピールしたい私にとっては、あのコナンが函館を舞台にしてくれるっていうのは、北海道人としてすごく嬉しかったです。そして、ゲスト声優としてオファーをいただけたことは大変光栄に思っております。「川添善久」という刑事は、私がやるだけあってドジなところもあったりして頼りないところもありつつ、でも格好いいところもあったりするんです。できる奴なのかできない奴なのか分からないような…私に近い役だと思います。私がどれだけの活躍をするのか早く観てほしいです! 全員逮捕してやろうと! コナンから怪盗キッドまで私が全員捕まえます(笑)! 楽しみにしてください!

近藤秀峰・汐口武史・岡田悠平(プロデューサー)

舞台は北海道。一見ドジで残念な刑事だが、重要な情報を握っていたりする憎めないキャラクター。これは大泉洋さんにお願いするしかない!という思いでした。道民の皆様のみならず、全国の方々が「北海道が生んだスター」だと認識している大泉さんに、今作に参加頂けることを大変うれしく思います。「名探偵コナン×大泉洋」で、映画館はもちろん、北海道、日本中を盛り上げていきたいと思います!

■公開情報
『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(100まんドルのみちしるべ)』
4月12日(金)より、全国東宝系にてロードショー
原作:青山剛昌
監督:永岡智佳
脚本:大倉崇裕
音楽:菅野祐悟
キャスト:高山みなみ(江戸川コナン)、山崎和佳奈(毛利蘭)、小山力也(毛利小五郎)、山口勝平(怪盗キッド)、堀川りょう(服部平次)
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント
製作:小学館、読売テレビ、日本テレビ、ShoPro、東宝、トムス・エンタテインメント
配給:東宝
©2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

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