実写版『幽☆遊☆白書』の見どころは? 「邪王炎殺黒龍波」「100%中の100%」などに期待
もう1つの見どころは、魅力的な敵キャラたちとのバトルシーン。これまで解禁されている情報から予想すると、今回の実写化は「霊界探偵編」を軸としたストーリーとなり、序章にあたる「霊界死闘編」はある程度カットされる形となりそうだ。
同作が本格的にバトルものとなるのは、「霊界探偵編」以降のことで、アニメ版でも序盤を大胆に省略する構成となっていた。実写版も同じように、序盤から迫力ある戦闘描写を期待できるのではないだろうか。
他方で、「霊界探偵編」だけでなく、「暗黒武術会編」の山場をミックスした内容になることも予想される。実際にファイナル予告では、幽助たちが戸愚呂兄弟、鴉、武威などと戦うシーンが収録されていた。
そもそも戸愚呂弟の予告では、暗黒武術会の決勝戦で幽助と戦った際のセリフが流れている。幽助が「霊丸」を全力で振り絞るようなシーンや、あの「100%中の100%」を髣髴とさせる戸愚呂弟のビジュアルも描かれているため、2人の名バトルが実写化される可能性は高いだろう。
ほかにも実写ドラマ版は、飛影の「邪王炎殺黒龍波」、蔵馬の妖狐形態、桑原和真の「霊剣」など、「暗黒武術会編」の見せ場にあたる要素を多数盛り込んだ内容になりそうだ。
原作ファンが見たいポイントをしっかり押さえている実写ドラマ版『幽☆遊☆白書』。幽助たちの名勝負がどんなふうに映像化されるのか、配信開始が待ち遠しい。
■配信情報
Netflixシリーズ『幽☆遊☆白書』
Netflixにて、12月14日(木)より全世界同時配信予定
出演:北村匠海、志尊淳、本郷奏多、上杉柊平、白石聖、古川琴音、見上愛、清水尋也、町田啓太、梶芽衣子、滝藤賢一、稲垣吾郎、綾野剛
原作:冨樫義博『幽☆遊☆白書』(ジャンプ・コミックス刊)
監督:月川翔
脚本:三嶋龍朗
VFXスーパーバイザー:坂口亮(Scanline VFX)
エグゼクティブ・プロデューサー:坂本和隆
プロデューサー:森井輝
制作プロダクション:ROBOT
企画・製作:Netflix