クロエ・ジャオ、ジェームズ・ガンらが助言!? 『マーベルズ』監督が受けたアドバイスとは
11月10日に日米同時公開されるマーベル・スタジオの新作映画『マーベルズ』のニア・ダコスタ監督よりコメントが到着した。
これまでに40を超える作品を世界に送り出し、アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ソーなどのヒーローを生み出してきたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)。さまざまなストーリーが重なりながら繰り広げられるMCUでは、全ての作品で一つの世界観を共有し、時にクロスオーバーしながら広がり続け、長きに渡り世界中のファンを魅了し続けてきた。
ダコスタ監督は、そんな歴史の深いMCUの最新作を撮影するにあたり、大きなプレッシャーを感じたようで、アカデミー賞監督賞受賞歴を誇る、『エターナルズ』のクロエ・ジャオ監督にアドバイスを求めたという。 ジャオ監督は「MCUの歴史にとらわれすぎてはいけない。今までにない作品に挑戦するべき」と、過去作品の流れに合わせるよう気にしすぎるのではなく、いい作品を作ることに注力するべきであることを伝えた。さらに『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズで監督を務めたジェームズ・ガンも「ケヴィン・ファイギはマーベルオタクで、良い人だよ! 何も不安に感じる必要はない」とダコスタ監督にエールを送った。MCUの全作品でプロデューサーを務めるケヴィン・ファイギも「僕は監督の個性を常に尊重するようにしているんだ」と作品作りのスタンスを明かしている。
そんなダコスタが監督を務める本作は、“規格外のパワー”と“不屈の心”を持つアベンジャーズ最強ヒーローのキャプテン・マーベルを主人公に迎える。キャプテン・マーベルの“ある過去”を憎み、地球をはじめ彼女が守ってきたすべてを滅ぼすことを誓う謎の敵ダー・ベンが襲来。過去最大級の危機が迫るなか、キャプテン・マーベルと、アベンジャーズオタクの高校生ヒーロー、ミズ・マーベル、キャプテン・マーベルを慕う敏腕エージェント、モニカ・ランボーの3人が入れ替わる謎の現象が発生。これまでひとりで戦ってきたキャプテン・マーベルは彼女らとチ ームを結成し、新たな強さに目覚めていく。
先輩監督たちのアドバイスにより、不安を払しょくしたダコスタ監督は本作について「ファンの皆さんに、これまで見たことのないようなマーベル映画を見てもらえるのが一番楽しみです。アクションもとても素晴らしい、私たちが行ったすべての創造的なことを見てもらいたい」と語っている。
■公開情報
『マーベルズ』
11月10日(金)全国公開
出演:ブリー・ラーソン、イマン・ヴェラーニ、テヨナ・パリス、サミュエル・L・ジャクソン、パク・ソジュンほか
監督:ニア・ダコスタ
製作:ケヴィン・ファイギ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©Marvel Studios 2023