『レザボア・ドッグス』デジタルリマスター版の予告編公開 6人の男が並び歩くポスターも
2024年1月5日に公開されるクエンティン・タランティーノ監督作『レザボア・ドッグス デジタルリマスター版』の予告編とメインビジュアルが公開された。
本作は、1992年サンダンス映画祭で初めて上映され、斬新な構成と過激なバイオレンス描写などが注目を集めたタランティーノの出世作。絶賛の声は世界中に広まり、カナダのトロント、スウェーデンのストックホルム、スペインのシッチェスと複数の映画祭に出品され、世界各国で最優秀賞やグランプリなど数々の賞を受賞した。
宝石強盗のために集められた、互いの素性を知らずコードネームで呼び合う6人の犯罪プロフェッショナル。完璧な計画のはずだったが、大勢の警官が待ち伏せていた。仲間の中に裏切り者がいるのか。そしてそれは誰なのか。生き残った者たちは疑心暗鬼に駆られ、やがて血で血を洗う惨劇へと突き進んでいく……。
公開された予告編は、明らかに強盗計画が失敗し警察に追いかけられ、激しい銃撃戦を繰り広げるMr.ピンク(スティーヴ・ブシェミ)の様子から始まる。「ダイヤの問屋を狙う」というジョー(ローレンス・ティアニー)に集められた、素性も名前も知らない6人。そのため彼らは、お互いを色で呼び合うことに。Mr.ホワイト(ハーヴェイ・カイテル)、Mr.ブロンド(マイケル・マドセン)、Mr.オレンジ(ティム・ロス)、Mr.ピンク、Mr.ブルー(エディ・バンカー)、Mr.ブラウン(クエンティン・タランティーノ)。簡単な宝石強盗のはずだったが、何か様子がおかしい。「罠だ 警察が待ち伏せていた」。白昼堂々警察と激しい銃撃戦を起こし、数名は命からがらアジトに逃げ帰ってきたものの、Mr.オレンジは不幸にも撃たれてしまう。「誰かが裏切っているはずだ!」と徐々に疑心暗鬼に陥っていく男たち。男たちはぶつかり合い、やがて予想だにしなかった結末へと向かっていく。
あわせて公開されたメインビジュアルは、本編冒頭の強盗のために集められたお馴染みの6人が並び歩く有名なシーンが描かれている。
さらに、オリジナルステッカー付きムビチケカードも10月27日より発売中。強盗に行く前のジョーのセリフ「Let’s go to work」を入れ込んだ数量限定ステッカーとなっている。
■公開情報
『レザボア・ドッグス デジタルリマスター版』
2024年1月5日(金)公開
出演:ハーヴェイ・カイテル、ティム・ロス、マイケル・マドセン、クリストファー・ペン、スティーヴ・ブシェミ、ローレンス・ティアニー、カーク・バルツ、エディ・バンカー、クエンティン・タランティーノ
監督・脚本:クエンティン・タランティーノ
プロデューサー:ローレンス・ベンダー
製作総指揮:リチャード・N・グラッドスタイン、ロンナ・B・ウォーレス、モンテ・ヘルマン
共同プロデューサー:ハーヴェイ・カイテル
撮影監督:アンジェイ・セクラ
美術デザイン:デヴィッド・ワスコ
衣装デザイン:ベッツィ・ヘイマン
音楽監修:カリン・ラットマン
編集:サリー・メンケ
配給:鈴正、フラッグ
1992年/アメリカ/99分/スコープ/字幕:齋藤敦子
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