『おっさんずラブ』タイでリメイク決定 田中圭×吉田鋼太郎×林遣都から祝福コメントも
テレビ朝日系ドラマ『おっさんずラブ』がタイでリメイクされることが決定した。
2016年に深夜の単発ドラマとして放送され、2018年に連続ドラマ化された『おっさんずラブ』は、結婚したいのに全然モテない、33歳のポンコツ独身サラリーマン・春田創一(田中圭)が、ある日突然、ピュアすぎる乙女心を隠し持つ男性上司・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)と、同居しているイケメンでドSな後輩・牧凌太(林遣都)から告白されるという純愛ラブストーリー。
タイリメイク版『Ossan’s Love Thailand(仮)』は、2021年に『大叔的愛』のタイトルでリメイクされ、現地の放送局・ViuTVでは、開局以来となるドラマ最高視聴率を記録する大ヒットとなった香港に次いで、2地域目のリメイクとなる。
10月17日には、『おっさんずラブ』のリメイクを手がけるタイの大手テレビ制作会社・GMM TVがラインナップ発表会を開催。この模様は、国内外に1680万人のチャンネル登録者をもつ公式YouTubeチャンネルで世界中に生配信された。
発表会には、リメイク版で主演を務めるアースとミックスも登壇。『A Tale of Thousand Stars』で共演し、その後も『Cupid’s Last Wish』や『Moonlight Chicken』、オムニバスドラマ『Our Skyy2』で共演した2人が、本作で5度目の共演を果たす。
会場には大きな歓声が沸き上がり、アースは「僕自身、このドラマを知っていたので、とてもワクワクしています。日本ではすごく人気で多くの賞を受賞しているんですよ。そのドラマに出演させてもらえると知った時はやったー! という気持ちでしたし、自分たちの演技を見てもらえるありがたい機会だと思いました。僕たちにとってチャレンジングな機会でもあり、スキルアップにもなると思います。プレッシャーはありますが、日本と関わる仕事ができて光栄です。ぜひ見てくださいね!」とコメント。ミックスも「ワクワクする気持ちとプレッシャーを感じています。これまで僕とアースさんが演じてきたシリアスな作品とは違って、このドラマはロマンティックコメディなので、僕たちにとってもチャレンジングな作品だといえます。みんな待っていてね!」と意気込みを語った。
発表会では、日本版キャストの田中圭、吉田鋼太郎、林遣都から届いた祝福コメントがスクリーンに流れた。田中は「僕たちが出演する『おっさんずラブ』がタイ・GMM TVでリメイクされるということで、とてもうれしく思っております」、林は「タイでは一体どんなドラマになるのか、僕たちもワクワクしています」、吉田は「タイの皆さんにもぜひ『おっさんずラブ』を楽しんでいただきたいと思います!」とコメントを寄せた。
日本では、2024年1月期にテレビ朝日系金曜ナイトドラマ『おっさんずラブ‐リターンズ‐』として続編が放送されることが決定している。舞台は前作のラストから5年後。「永遠」をテーマに、初めて人を愛する気持ちを知った春田、春田の想いを汲んで背中を押す道を選んだ黒澤、そしてついに春田と結ばれた牧が、コロナを乗り越えた今、どんな日々を送っているのかが描かれる。