『魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』特報を考察 2人のほむらは一体何者?

『まどマギ』最新作特報を考察

 TVアニメ版でキュゥべえ様がご丁寧に解説していたように、さやかは上条恭介の病気を治したいという祈りと癒しの力をもとに魔法少女になったため、自己修復能力は数いる魔法少女のなかでも突出して高い。相当なダメージを受けてもすぐ回復できる。そんなさやかが包帯を巻いているということは、魔法少女の魔法が弱まっていることの表われかもしれない。それはマミに関してもいえそうだ。マミのリボンは敵をぐるぐる巻きに縛るなど、変幻自在な強力な武器として使用できる。それがなくなるということは、マミは武器をひとつ失ったことになるのだから。

 魔法少女の魔法が弱まったのは、悪魔ほむらの魔力のせいなのだろうか。いったい、今回の物語が展開される世界はいかなるものなのか。そしてワルプルギスの夜はどのようにストーリーに絡んでくるのか。『魔法少女まどか☆マギカ』はまったく先が読めないどんでん返しのストーリーが大きな魅力である。今回考察した疑問点だって、実は「深い意味がない」というパターンもあり得る。謎が明らかになるのは、2024年冬だ。考察しながら続報を待つことにしたい。

■公開情報
『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 〈ワルプルギスの廻天〉』
2024年冬公開
キャスト:悠木碧、斎藤千和、水橋かおり、喜多村英梨、野中藍、阿澄佳奈、加藤英美里
原作:Magica Quartet
総監督:新房昭之
脚本:虚淵玄
キャラクター原案:蒼樹うめ
監督:宮本幸裕
キャラクターデザイン:谷口淳一郎
異空間設計:劇団イヌカレー(泥犬)
音楽:梶浦由記
アニメーション制作:シャフト
©Magica Quartet/Aniplex・WR
公式サイト:https://www.madoka-magica.com/

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