福本莉子、月9『ONE DAY』でフジGP帯連ドラ初レギュラー出演 地方テレビ局の新人記者に

月9『ONE DAY』に福本莉子ら出演

 二宮和也、中谷美紀、大沢たかおがトリプル主演を務める10月期のフジテレビ月9ドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』の追加キャストとして、福本莉子、小手伸也、加藤諒、大水洋介、梶原善、丸山智己の出演が発表された。

 本作は、人々が思い思いに過ごすクリスマスイブという“たった1日”の出来事を1クールかけて描く、謎と愛と奇跡の物語。主人公は別々の人生を歩んできた、全く関わりを持たない3人の男女。ドラマで描かれる1日の中でも3人の物語が同時並行で進行していくが、次第に運命の交錯へと導かれていく。聖夜が終わり、時計の針が再び午前0時を指した時、彼らの目の前に広がる光景とは。

 3人の主人公を演じる二宮、中谷、大沢は全員月9初主演となり、二宮は2人と初共演、大沢と中谷は連続ドラマ『JIN-仁-』シリーズ(TBS系)以来12年ぶりの共演となる。メガホンを取るのは、『HERO』シリーズ(フジテレビ系)、映画『マスカレードホテル』シリーズなどを手がけた鈴木雅之。『翔んで埼玉』(2019年)で第43回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した徳永友一がオリジナル脚本を手がける。

 福本が演じるのは、地方テレビ局「横浜テレビ」の新人記者・立葵査子。新人でありながら何でもそつなくこなし、周りのスタッフから一定の評価を得ている。調子に乗ることなく、物事を俯瞰で見る冷静な女性だ。「横浜テレビ」で5年続く報道番組『日曜NEWS11』の顔である倉内桔梗(中谷美紀)を尊敬しているが、私生活を犠牲にして、仕事一筋でやってきた桔梗の生き方は古いと感じている。そんな査子の父親は老舗洋食屋のシェフ・立葵時生(大沢たかお)。男手ひとつで育ててくれた父に対して感謝しているが、もっと自分の人生を楽しんでほしいと思っている。

 福本の月9ドラマ出演は『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)第8話にゲスト出演して以来2度目となり、今作でフジGP帯連ドラ初レギュラー出演を果たす。

 小手が演じるのは、「横浜テレビ」報道制作局長の折口康司。桔梗にとって唯一の入社同期で、記者時代から苦楽を共にしてきた盟友だ。時を経て、桔梗は『日曜NEWS11』の看板キャスターに、折口は報道制作局の総責任者となるも、社長の方針で『日曜NEWS11』の打ち切りが決まってしまい、折口は桔梗にキャスター降板という非情な通告をすることになる。小手の月9への出演は『SUITS/スーツ2』(フジテレビ系)以来約3年ぶり。中谷とは初共演となる。

 加藤が演じるのは、「横浜テレビ」のスタッフ・前島洋平。桔梗がキャスターを務める『日曜NEWS11』のスタッフで、新人記者として奮闘する査子とは、お互いが感じるテレビ局や上司への愚痴を吐き出す仲。特に査子は心を許している前島の前では、毒舌になり、本音を漏らすことも。加藤の月9ドラマへの出演は『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)以来、6年ぶり。中谷とは初共演となる。

 大水が演じるのは、「横浜テレビ」のデスク・黒種草二。口がうまく八方美人。各所の機嫌を取りながら場の空気を穏便にまとめようと日々苦慮している。大水は今作がフジGP帯ドラマ初出演となる。

 丸山が演じるのは、「横浜テレビ」新社長・筒井賢人。横浜テレビの大株主である銀行から、経営改革のためにやってきた。社長に就任して早々、大なたを振るう大改革を行う。筒井が掲げる方針転換に桔梗たちは翻弄されていくことになる。中谷とは、中谷が主演を務めた『花の鎖』(フジテレビ系)以来10年ぶりの共演となる。

 梶原が演じるのは「横浜テレビ」のベテランカメラマン・国枝茂雄。桔梗が新人時代から取材を共にし、テレビ報道のイロハを教えてくれた厳しくも優しい先輩。桔梗の左遷に対し、怒りをあらわにしてくれる良き理解者でもある。年々制作費が削られる「横浜テレビ」の内情や環境の変化を肌で感じ、桔梗の苦闘を一番近くで見てきた。そんな中、殺人事件が起き、査子と一緒に取材に駆り出されることになる。中谷とは映画『清須会議』(2013年)以来10年ぶりの共演となる。

福本莉子(立葵査子役)コメント

オファーを受けた時の感想

聖なる夜の一日を3カ月で描く企画にとても驚きました。

フジGP帯連ドラおよび月9ドラマ初レギュラー出演について

いつか出たいと思っていた歴史ある月9枠に、出演できると聞いた時、夢のようでした。小さい頃からドラマが好きで、当時テレビで見ていた俳優さんたちと一緒にお芝居が出来る機会を頂けて、とても光栄です。

中谷美紀との初共演についての心境

中谷さんが出演されていた作品も、もちろん見ていましたし、Instagramでも、いつも凜と美しい姿を拝見しています。今回ご一緒させて頂きうれしく思います。

演じるうえで心がけようとしていること

私が演じる立葵査子は、新人記者なので原稿の読み方などもしっかり練習して挑みたいと思っています。そして1日を通して、変化していく気持ちを丁寧に積み上げていけたらいいなと思っています。

視聴者へのメッセージ

私はまだ物語の全貌はつかめてはいないのですが、間違いなく今までに見たこともないような作品になると思います。ワクワク、ドキドキしながら私たちの1日を見守ってくださるとうれしいです。

小手伸也(折口康司役)コメント

オファーを受けた時の感想

『コンフィデンスマンJP』でお世話になった成河プロデューサーが何やら企てていると聞き及んで以降、ずっと前のめりで待機していたので、今回必要としていただけたことに心底ホッと致しました(笑)。しかしそれ以上に、横浜を舞台にして聖夜の出来事を描くという作品に、横浜出身でクリスマス生まれの僕が、TVドラマ初出演でお世話になった鈴木監督の元、その後初レギュラーをいただくことにもなった月9枠で、現実では50歳の節目の誕生日でもあるクリスマスの一日を1クール過ごす、という「ご縁の乱れ打ち」に、このオファーは運命を超えた必然であったと勝手に感じております!

中谷美紀との初共演についての気持ち

ただただ畏れ多いです。すごい方だというのは重々承知の上、芝居上では同期でもあり上司でもあるというポジションを全うできるよう、懸命に食らいついていきたいと思っております!ただ、主演を輝かせるのがバイプレーヤーの使命だと心得ているので、中谷さんにおんぶに抱っこにならないよう、僭越ながら精一杯、中谷さんのいろいろなスイッチを押せる共演者でありたいとも思っております!

演じるうえで心がけようとしていること

月9での僕といえば、やはり『コンフィデンスマンJP』の“五十嵐”と、『SUITS/スーツ』の“蟹江”のイメージが強く、衣装合わせの段階でも、“このジャケットの色は危ない”とか、“この眼鏡はダメだ”とか、髪型も含め何かと制約を受けまして……。とにかく折口さんはそのどちらにも転ばないよう気をつけるしかありません(笑)

視聴者へのメッセージ

“逃亡編”、“レストラン編”、“地方テレビ局編”が、三者三様それぞれ違ったテイストで描かれつつ、そのどれもが豪華な主人公と共演者で彩られ、いっそ単体でも成立しそうなドラマが1つの結末に収束していくという、まさに“一粒で三度おいしい”珠玉のエンターテインメント作品です! 誰もが浮かれるクリスマス(僕は誕生日)……果たしてどんな聖夜が描かれるのか? どうぞご期待ください!

加藤諒(前島洋平役)コメント

オファーを受けた時の感想

次の月9が『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』とニュースを見て知っていましたので、びっくりしました!!! 豪華な出演者さんの中で足を引っ張らないように、気を引き締めて挑みたいと思います。

中谷美紀との初共演についての心境

『リング』『らせん』が大好きなのと、『嫌われ松子の一年』という中谷さんが書かれた本も好きで、中谷さんのお芝居もお人柄も好きです。共演できることを大変うれしく思います。

演じるうえで心がけようとしていること

徳永さんの脚本から伝わってくる緊張感や世界観を壊さないよう、気をつけたいなと思います。

視聴者へのメッセージ

鈴木雅之さんが徳永さんの脚本をどのように演出し、役者の皆様はどのようなお芝居をしてこの『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』が作られていくのか僕も楽しみです。僕たち“横浜テレビ”のメンバーにも注目していただけたらうれしいです。第1話から伏線が張り巡らされているみたいなので是非ご覧ください。

大水洋介(黒種草二役)コメント

オファーを受けた時の感想

マネージャーから“月9のレギュラーが決まりました”と言われた時、思わず“げつく!?”と聞き返してしまいました。とにかく光栄です。

フジGP帯ドラマおよび月9ドラマ初出演について

高校時代、『やまとなでしこ』を夢中になって見ていた自分に、“お前将来この枠のドラマに出るんだよ”と伝えて、なに言ってんのこのおっさんと思われたいです。

中谷美紀との初共演についての心境

中谷さんが出演されている数々の作品を拝見してきたので、今回共演出来るのが楽しみで仕方ありません。

演じるうえで心がけようとしていること

不摂生をすると目の下にクマが出来やすいのですが、今回は1日の出来事なので見た目があまり変わらないように撮影前日の酒はほどほどにします。全く飲まないとそれはそれで顔が変わりそうなので毎日決まった量を飲むようにします。

視聴者へのメッセージ

健康が1番です。体調に気をつけて毎日お過ごしください。そして、もし良ければドラマをご覧ください。

丸山智己(筒井賢人役)コメント

オファーを受けた時の感想

素晴らしいスタッフ、キャストの皆さんとまた新たなチャレンジができるということで今からワクワクしております。

中谷美紀との10年ぶりの共演について

10年ぶりにまた中谷さんとご一緒できる機会をいただいて、ただただうれしい限りです。目一杯楽しみたいと思います。

演じるうえで心がけようとしていること

遊び心を持ちつつ、芯の強い中谷さんにしっかり対峙できるよう、心して臨みたいと思います。

視聴者へのメッセージ

間違いなく見応えのある素晴らしいドラマになると思います!お楽しみに!

梶原善(国枝茂雄役)コメント

オファーを受けた時の感想

スタッフのお名前を教えていただいたときに、監督が鈴木監督だっていうんで、“あ、もうこれで大丈夫だな”と思いましたね。鈴木監督と一緒にできるっていうのがまずうれしい材料の1つでした。その後、1日の物語を1クールかけて描くのかというのは台本を読んでいくうちに、“これは大変だな”と思いましたね。さらにそれぞれ違う物語が進んでいく、これは鈴木監督の腕次第(笑)! とにかく鈴木監督とまた一緒にできるのが楽しみです。

中谷美紀との再共演について

『清須会議』が中谷さんとの初共演でした。独自のオーラがあって、穏やかな方だなという印象です。その後はご一緒することがなかったので、“どうしてるかな?”なんて思ったりしたこともありました。また彼女と一緒にやらせて頂けるのはうれしいですね。その時の役とはまた今回全く違う、キャスターとカメラマンという関係で、どうなるのか楽しみです。僕の役柄的には彼女に協力して、何か手助けを、という感じの役なので、そういうふうにやっていけたらなと思っています。

演じるうえで心がけようとしていること

僕が演じる国枝はベテランカメラマンということで、僕らの仕事で一番身近にいてくれるスタッフです。現場で頼りになる、ほっとさせてくれるのがカメラマンさんなんですよね。立ち位置を教えてくれたりするときも“善さん、こっち側にいてもらったら大丈夫だから”って言う一言があるとやっぱ僕も安心してお芝居ができる。ベテランのカメラマンにはそういう方が多い印象です。おのずと僕もそういうカメラマンを演じたいなと思っています。

視聴者へのメッセージ

3つの物語が同時進行していく、どうなることやら、分からないけども、僕らのグループ(地方テレビ局編)が、他の物語にどこまで入り込んでいくのか、僕自身もまだわからないんです。なので、まずはこっちのグループでキッチリとした世界観を作っていきたいなと思っています。毎週、毎週この先どうなるんだろう?と、楽しみに見ていただけたらいいなと思います。

■放送情報
『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』
フジテレビ系にて、10月スタート 毎週月曜21:00~21:54放送
出演:二宮和也、中谷美紀、大沢たかお、江口洋介、松本若菜、中川大志、中村アン、福本莉子、小手伸也、加藤諒、大水洋介、梶原善、丸山智己ほか
脚本:徳永友一
企画・プロデュース:成河広明
演出:鈴木雅之
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/oneday_christmas_ado/
公式X(旧Twitter):@oneday_xmas_ado
公式Instagram:@oneday_xmas_ado

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