『どうする家康』五奉行筆頭の徳善院玄以役に村杉蝉之介　「切れ者だったのかな」

　毎週日曜日に放送中のNHK大河ドラマ『どうする家康』に村杉蝉之介が出演することが決定した。

　本作は、ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を新たな視点で描く。主人公・家康を松本潤、脚本を『コンフィデンスマンJP』シリーズなどの古沢良太が担当する。

　大河には『平清盛』『いだてん 〜東京オリムピック噺〜』に続き3作目の出演となる村杉が演じるのは、豊臣五奉行の筆頭で老獪な政治家の徳善院玄以。豊臣政権を司る5人の奉行のリーダー格だ。元は織田信長の臣下で、秀吉のもとでは京都所司代として強い影響力を持ち、家康とも関係を築く老獪な政治家。前田玄以としても知られる。

村杉蝉之介（徳善院玄以役）コメント

戦乱の時代をそつなく？　狡賢く？　立ち回って逞しく生きた切れ者だったのかな？
というのが、歴史に疎い私が資料を読み映画やドラマ、そして信忠が玄以に託したという宝刀「徳善院貞宗」に会いに行ったりして感じた徳善院玄以（前田玄以）の印象です。
自分に全く無い資質を持った人物を大河ドラマで演じるプレッシャーに押しつぶされそうになりながら台本と向き合っています。
“どうする家康版”の玄以になれたら……と思っています。

■放送情報
『どうする家康』
NHK総合にて、毎週日曜20:00～放送
BSプレミアム、BS4Kにて、毎週日曜18:00～放送
主演：松本潤
脚本：古沢良太
制作統括：磯智明
演出統括：加藤拓
音楽：稲本響
写真提供＝NHK