ギャレス・エドワーズ監督『ザ・クリエイター』US版本予告 公開日は10月20日に変更

『ザ・クリエイター』US版予告公開

 9月29日に公開予定だったギャレス・エドワーズ監督最新作『ザ・クリエイター/創造者』の公開日が10月20日に変更となり、あわせてUS版予告が公開された。

 本作は、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』『GODZILLA ゴジラ』のエドワーズが監督・脚本を手がけたSFアクション。『TENET テネット』のジョン・デヴィッド・ワシントンが主演を務め、『ラストサムライ』『インセプション』『GODZILLA ゴジラ』の渡辺謙、『キャプテン・マーベル』『エターナルズ』のジェンマ・チャン、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のアリソン・ジャネイらが出演している。

 2075年、人を守るはずのAIが核を爆発させた。人類とAIの戦争が激化する世界で、
元特殊部隊のジョシュア(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は、人類を滅ぼす兵器を創り出した“クリエイター”の潜伏先を見つけ、暗殺に向かう。
だがそこにいたのは、純粋無垢な超進化型AIの少女・アルフィー(マデリン・ユナ・ヴォイルズ)だった。
そして彼は“ある理由”から、アルフィーを守りぬくと誓う。やがて2人が辿りつく、衝撃の真実とは。

映画『ザ・クリエイター/創造者』US版本予告

 公開されたUS版本予告は、「戦争が始まった時、彼らは守ってくれた。人間よりも優しかった」と涙ぐみながら語るジョシュアの妻・マヤ(ジェンマ・チャン)のセリフから始まる。人間とAIが共生していた平和な日々が一転、AIがロサンゼルスで核爆発を引き起こしたことがきっかけとなり、以来10年もの間、人類とAIとの壮絶な戦いが続いていた。“クリエイター”の潜伏先を見つけ暗殺に向かったジョシュアは、超進化型AIの少女アルフィーと出会う。

 映像では、純粋無垢でまるで人間のように成長していくアルフィーの姿に戸惑いつつも、ときには父親のような眼差しを見せるジョシュアの様子が映し出され、徐々に絆を深めていく2人の様子が切り取られている。しかし、“クリエイター”暗殺の命を受けながらもアルフィーを守る行動は許されるはずがなく、続く映像では、ジョシュアが「どっちの味方だ?」と仲間から詰め寄られる場面や、AIロボットたちが2人を引き離す場面も垣間見える。

 謎のヒューマノイドを演じた渡辺は、本作の設定に関して「人間も痛みや喜びを学習し成長していく。同じ様にAIもそうやって成長した時代。人間に取って代わる気持ちが無いのに、人はそれを恐れ駆逐しようとする。ある意味、今まで世界のヒエラルキーの中で行われて来た歴史にも重なる」とコメント。さらに、「さあ、どんな仕上がりになっているのか、出演者たちが一番驚く事になるのは間違い無い!」と本作をアピールした。

渡辺謙 コメント

世界がコロナ禍にある一昨年、ギャレス(・エドワーズ監督)から連絡があった。タイで新作を撮ると。題材は「AIと人間の戦い」早速プロットを読む。今までの機械と人間という対峙とは一味違う、西洋vs東洋の価値観や文明の相違という切り口に、ギャレスらしさがあって、快諾した。人間も痛みや喜びを学習し成長していく。同じ様にAIもそうやって成長した時代。人間に取って代わる気持ちが無いのに、人はそれを恐れ駆逐しようとする。ある意味、今まで世界のヒエラルキーの中で行われて来た歴史にも重なる。JD(ジョン・デヴィッド・ワシントン)をはじめとする素晴らしい俳優陣が、その不思議な世界観を体現していく。デジタル世界を超アナログなジャングルでの撮影。ギャレスもインディーズで撮っていた頃に戻り、自分でカメラを担いで撮り進める。さあ、どんな仕上がりになっているのか、出演者たちが一番驚く事になるのは間違い無い!

 ■ 公開情報
『ザ・クリエイター/創造者』
10月20日(金)全国公開
監督・脚本:ギャレス・エドワーズ
出演:ジョン・デヴィッド・ワシントン、渡辺謙、ジェンマ・チャン、アリソン・ジャネイ、マデリン・ユナ・ヴォイルズ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2023 20th Century Studios

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