『イノセンツ』60秒予告&キャラポスター “危険な遊び”をエスカレートさせる少年少女が
7月28日に公開されるエスキル・フォクト監督作『イノセンツ』の60秒予告とキャラクターポスターが公開された。
本作は、監督のヨアキム・トリアーと共に脚本を手がけた『わたしは最悪。』で第94回アカデミー賞脚本賞にノミネートされたフォクトが監督を務めたサイキックスリラー。これまで『母の残像』『テルマ』『わたしは最悪。』の共同脚本をトリアー監督と共に手がけてきたフォクトによる2作目の長編監督作で、フォクトの監督作品としては日本劇場初公開となる。
ノルウェー郊外の住宅団地。夏休みに友達になった4人の子供たちは、親たちの目の届かないところで隠れた力に目覚める。近所の庭や遊び場で、新しい力を試す中で、無邪気な遊びが影を落とし、奇妙なことが起こりはじめるのだった……。
公開された60秒予告は、団地に引っ越してきた9歳の少女イーダに、同じ団地の別棟に住むベンが「引っ越してきたの?」と声を掛けるシーンから始まる。そして、イーダ、姉のアナ、ベンと、アイシャの4人が公園で無邪気に遊ぶ中、アナの隣で不気味に皿が回り続ける様子や、大人たちの目が届かない団地や森の中で戯れ合い、サイキックパワーのテストを繰り返していく様子が映し出されている。さらに、暗がりで何者かが暴行を受けている様子や、病院に運ばれたイーダが母親に「意地悪な子がいたらどうする?」と吐露する様子も。映像は、イーダが「ただ遊んでいただけ」とつぶやくシーンで終わっている。
あわせて公開されたキャラクターポスターには、主人公の少年少女たちのそれぞれの顔が切り取られている。
さらに、このキャラクターポスターの迫力を生かした、グラフィック・デザイナー石井勇一によるチラシ裏面のビジュアルも公開された。
■公開情報
『イノセンツ』
7月28日(金)より、新宿ピカデリーほかにて全国公開
監督・脚本:エスキル・フォクト
撮影監督:シュトゥルラ・ブラント・グロヴレン
出演:ラーケル・レノーラ・フレットゥム、アルヴァ・ブリンスモ・ラームスタ、ミナ・ヤスミン・ブレムセット・アシェイム、サム・アシュラフ、エレン・ドリト・ピーターセン、モーテン・シュバラ
提供:松竹、ロングライド
配給:ロングライド
2021年/ノルウェー、デンマーク、フィンランド、スウェーデン/ノルウェー語/カラー/原題:De uskyldige/英題:The Innocents/日本語字幕:中沢志乃
©2021 MER FILM, ZENTROPA SWEDEN, SNOWGLOBE, BUFO, LOGICAL PICTURES
公式サイト:https://longride.jp/innocents