中村倫也ら、『ハヤブサ消防団』で放水に挑戦 「贅沢で躍動感あふれるシーンになった!」

『ハヤブサ消防団』中村倫也らが放水に挑戦

 7月13日よりテレビ朝日系で放送がスタートする木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』の撮影において、主演の中村倫也らが放水に挑戦した。

 本作は、『半沢直樹』『下町ロケット』『陸王』など数々のヒット作を世に送り出してきた池井戸潤の同名小説をドラマ化した、山間の小さな集落が舞台のホラーミステリー。

 物語は、スランプ気味の作家・三馬太郎(中村倫也)が亡き父の故郷、山間の“ハヤブサ地区”に移住するところからはじまる。都会のストレスから解放され、穏やかな生活が送れるかと思いきや、地元の消防団に加入したのを機に太郎は連続放火騒動に巻き込まれ、さらには住民の不審死など怪事件に遭遇。真相を探りはじめた太郎の前に浮かび上がるのは、集落の奥底にうごめく巨大な陰謀だった。

 第2話では、太郎たちハヤブサ消防団メンバーが町の消防操法大会に出場する。大会のシーンのために消防庁をはじめ、消防団関係者が全面協力。中村らは、消防庁職員や消防団員による指導をクランクイン前から受けたほか、分団長・宮原郁夫役の橋本じゅんは、休日返上で消防団員の友人に所作を指導してもらったという。撮影当日も消防関係者たちが全面的にバックアップし、本物の消防車が集結したほか、100人以上の消防団員がエキストラ出演した。

 大会シーンの撮影を終えた中村は、「クランクイン前にみんなで講習を受けましたが、わからないことだらけでした。でも今回の撮影で、やればやるほど理解度が深まるし、熟練度、スピード感も増していくものだなと改めて実感しました。100人規模の消防団の方々が協力してくださったこともあり、贅沢で躍動感あふれるシーンになったのではないでしょうか!」と出来栄えをアピール。

 中村演じる太郎の親友・藤本勘介を演じる満島真之介も「運動会をみんなでやっているような気分になってとてもワクワクしました。気持ちが上がりすぎて、“火消し”なのに心が燃えちゃいました(笑)」とコメントを寄せた。

 また、ハヤブサ消防団部長・山原賢作役の生瀬勝久も、「本物の消防団の方々が応援に駆けつけてくださったので、みなさんの前で披露する緊張感がありましたね。消防団の方は僕が競技中のセリフを間違えたらすぐにアドバイスしてくださり、僕らだけでなく、この現場全員でシーンを作っている雰囲気を感じてうれしかった」とコメント。

 そんなハヤブサ消防団キャストを見ていた、ヒロイン・立木彩役の川口春奈は「みなさん、カッコよかったです! 動きはもちろん、細かいルールがたくさんあって本当に大変だっただろうなと感じました。これからも消防団員のみなさんは大変なシーンが目白押しだと思いますが……ひとまずお疲れさまでした!」と健闘を讃えた。

コメント

中村倫也

クランクイン前にみんなで消防操法の講習を受けましたが、初めてやるためわからないことだらけでした。でも、僕が演じる太郎も同じように初心者なので新鮮な感覚を持ったまま練習のシーンに参加し、消防操法大会シーンにも挑みました。今回の撮影で、やればやるほど理解度が深まり、動きの熟練度、スピード感も増していくものだなと改めて実感しましたね。
消防操法大会の撮影では100人規模の消防団の方々が協力してくださったこともあり、わからないことも丁寧に教えてくださってものすごく安心感がありました。この『ハヤブサ消防団』のみどころのひとつとなるような、贅沢で躍動感あふれるシーンになったのではないでしょうか!

川口春奈

みなさん、カッコよかったです! 私は消防操法大会というものに触れるのも今回が初めてだったので、視聴者のみなさんと同じ目線で拝見しましたが、チームプレーの重要性を感じ、かつ体力勝負だなという印象でした。
中村さんをはじめ、消防団員役のみなさんが訓練を受けているというお話は聞いていたのですが、動きはもちろん細かいルールがたくさんあって、本当に大変だっただろうなと感じました。これからも消防団員のみなさんは大変なシーンが目白押しだと思いますが、ひとまずお疲れさまでした!

満島真之介

先輩方が頑張っているのですから、自分も頑張るしかないと思って撮影に臨みました。先日、長回しで撮影した火災シーンをみんなで乗り越え、消防操法大会に向けた練習のシーンもこなし、しっかりとチームワークができたタイミングでこの大会シーンの撮影ができて本当によかったです。久しぶりに運動会をみんなでやっているような気分になってとてもワクワクしました。気持ちが上がりすぎて、“火消し”なのに心が燃えちゃいました(笑)。

岡部たかし

練習したのは少し前だったので忘れていることもあるかなと思ったのですが、撮影前に質問したらすぐに思い出すことができました。本番では以前より、なぜかすごく速く走れた気がしました!

梶原善

最初はどうなることかと思いましたが、練習を重ねたおかげで順調に撮影できたので、本当に訓練を重ねてよかったなと思っています。人間、多少なりとも記憶力はあるもので……(笑)、今回はその記憶力のおかげでやってのけることができたと思います。いい経験になりました。

橋本じゅん

僕の中では、今回の消防操法大会の前に撮影した、長回しの消火シーンの存在がとても大きかったです。あのときは“とにかくやるしかない”という思いでみんなで芝居と消火作業をリレーのようにつなぎ、久しぶりに“チームで試合したな”という気分になりました。
僕が演じる宮原郁夫は消防操法大会では指導者の立場のため、消防庁で練習したときも実は遠くでみんなを見ていただけ……。それぞれどんなことをやっているのか細かくわからない状況だったため、個人的に消防団の友人に頼みこんで、『ハヤブサ消防団』のみんなが練習したことをすべて体験させてもらったんです。だから今回の消防操法大会の撮影ではそれをリアルに想像し、かつみんなで頑張った火災のシーンの記憶を加えて、一緒にやっている気持ちで臨みました。満島くん同様、“火消し”なのですが、すごく燃えました! このチーム、最高!

福田転球

私の役柄は、ハヤブサ地区唯一の居酒屋店主で消防団の協力団員です。練習には参加していなかったため、今回初めてロケに加わっていろいろな洗礼を受けました。これだったら、練習によんでもらっていたほうがありがたかったなと思ったぐらいです(笑)。今回はロケ会場の雰囲気が見事に大会らしさを演出していて、私も大会に出てみたいなという気持ちになりました。

生瀬勝久

本物の消防団の方々が応援に駆けつけてくださったので、みなさんの前で披露する緊張感がありましたね。消防団の方は、僕が競技中のセリフを間違えたら、「ただいま“より”ではなく、ただいま“から”ですよ」などとすぐにアドバイスしてくださり、僕らだけでなく、この現場全員でシーンを作っていることが感じられてうれしかったです。
ハヤブサ消防団は、未熟なところもあるチーム。完璧なお芝居じゃなくてよかったので、そこにちょっと救われました(笑)。プロの方々が見るとまだまだだと思われるでしょうが、全員、一生懸命やりました。ぜひ、この消防操法大会のシーンも楽しみにしていただきたいですね。

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■放送情報
『ハヤブサ消防団』
テレビ朝日系にて、7月13日(木)スタート 毎週木曜21:00~21:54放送
※初回は拡大スペシャル(21:00~22:00放送)
出演:中村倫也、川口春奈、満島真之介、古川雄大、岡部たかし、梶原善、橋本じゅん、山本耕史、生瀬勝久、麿赤兒、村岡希美、小林涼子、金田明夫、大和田獏
原作:池井戸潤『ハヤブサ消防団』(集英社)
脚本:香坂隆史
演出:常廣丈太(テレビ朝日)、山本大輔(アズバーズ)ほか
ゼネラルプロデューサー:三輪祐見子(テレビ朝日)
プロデューサー:飯田サヤカ(テレビ朝日)、木曽貴美子(MMJ)、小路美智子(MMJ)
制作協力:MMJ
制作著作:テレビ朝日
©テレビ朝日

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