萩原みのりが川谷絵音を優しい眼差しで見守る　Huluオリジナル『ゼロの音』予告編公開

　川谷絵音と萩原みのりがW主演を務めるHuluオリジナル映画『ゼロの音』 の予告編が公開された。

　Hulu初のオリジナル映画となる本作は、「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」第1回グランプリの老山綾乃監督が、病によって音楽の道を絶たれた青年を主人公に描くハートフルストーリー。

　才能あるチェリストの大庭弦（川谷絵音）は局所性ジストニアと診断され、これまでのようにチェロを弾けない身体になった。受け入れられない弦は、自ら音楽の道を諦める。市役所の生活福祉課に中途採用されるも、無為な日々を過ごしていた。ある日、同僚の上国料いと（萩原みのり）と共に訪問した家で、憧れていたチェロの巨匠・徳永治（山路和弘）と偶然出会う。弦といとと徳永の3人による信頼が築かれはじめた矢先、徳永はチェロを残して、この世を去ってしまう。身寄りのない徳永のチェロが処分されてしまうことを知った弦は、ある衝動的な行動を起こす。弦の行動を知ったいとは、弦を追いかけるのだが……。弦は、いとや徳永、そしてたくさんの人たちとの出会いを経て、音楽を失ったという心の穴と対峙し、これからどうやって生きていくかを模索する。

　indigo la End、ゲスの極み乙女、ジェニーハイなど様々なバンドで活動する川谷が演じるのは、チェリストの道を諦め、市役所の生活福祉課で働く青年・弦。市役所の同僚・いとを、『花束みたいな恋をした』『街の上で』の萩原が演じた。

　公開された予告編では、市役所で働く無口で手がきれいな弦と、一緒に働く弦のことがなぜか気になっているヒロインいとの表情が映し出され、弦の正体が、実は「天才チェリスト」だったことが明かされる。そして、彼が心を閉ざしている原因も明らかになっていく。自分が出したい音色を出すことができずに、チェリストの道を断念し、夢も希望も失った弦。そんな弦の近くにいるから「できることがある」と優しい眼差しで見守るいと。心にぽっかりとできてしまった穴を埋めるために自分と向き合い、尊敬する人の死と、たくさんの人との出会いで、新しい生き方を見つけ、再生していく希望の物語が、2人の目線で語られる。

■公開情報
Huluオリジナル『ゼロの音』
Huluにて、4月27日（木）0:00から独占配信スタート
出演：川谷絵音、萩原みのり、朝井大智、奥村佳恵、関谷奈津美、池田良、山野海、駒木根葵汰、岩瀬亮、片岡礼子、山路和弘
監督・脚本：老山綾乃
制作：東京テアトル株式会社
制作プロダクション：株式会社ステューディオスリー
製作著作：HJホールディングス株式会社
©️HJホールディングス