「ジャン=リュック・ゴダール映画祭」ラインナップ発表 『ゴダールの決別』など9作品
4月28日より開催される「追悼 ジャン=リュック・ゴダール映画祭」のラインナップが発表された。
『勝手にしやがれ』を世に送り出し、“ヌーヴェルヴァーグ”の旗手として、作品を発表するごとに注目を浴び続けたゴダール。2022年9月13日に亡くなった彼を偲んで開催される本映画祭では、1960年代と80年代を中心に全9作品をラインナップ。『小さな兵隊』、『カラビニエ』、『はなればなれに』、『ウイークエンド』、『パッション』、『カルメンという名の女』、『ゴダールのマリア』、『ゴダールの探偵』、『ゴダールの決別』が上映される。
あわせて公開メインビジュアルと予告編も公開。メインビジュアルには、アンナ・カリーナが初めて出演したゴダール映画でもある『小さな兵隊』や、各国で物議を醸した『ゴダールのマリア』はじめ全作品のスチールがデザインされている。
予告編は、『カルメンという名の女』での使用曲でもあるベートーヴェン「弦楽四重奏曲」にのせたオープニングに始まり、『小さな兵隊』からアイコニックな『はなればなれに』のダンスシーン、「最も美しいゴダール映画の一本」とも評される『ゴダールの決別』まで上映作品が各シーンごとに紹介されている。
なお、上映スケジュールは映画祭公式サイトにて発表されている。
■イベント情報
「追悼 ジャン=リュック・ゴダール映画祭」
4月28日(金)〜5月18日(木)ヒューマントラストシネマ渋谷、角川シネマ有楽町にて開催
<上映作品>
『小さな兵隊』(1960年)
『カラビニエ』(1963年)
『はなればなれに』(1964年)
『ウイークエンド』(1967年)
『パッション』(1982年)
『カルメンという名の女』(1983年)
『ゴダールのマリア』(1985年)
『ゴダールの探偵』(1985年)
『ゴダールの決別』(1993年)
主催:マーメイドフィルム
配給:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム
公式サイト:jlgfilmfes.jp