古谷実『シガテラ』が醍醐虎汰朗主演で実写ドラマ化 関水渚がヒロインの南雲ゆみ役に

醍醐虎汰朗×関水渚で『シガテラ』ドラマ化

 古谷実の人気漫画『シガテラ』が、主演に醍醐虎汰朗、ヒロインに関水渚を迎え実写ドラマ化されることが決定した。

 『行け!稲中卓球部』で爆発的な人気を博し、『ヒミズ』『ヒメアノ~ル』など映像化作品も多い人気漫画家・古谷による同名漫画を実写ドラマ化する本作。原作は2003年から2005年にかけて『週刊ヤングマガジン』にて連載され、単行本は全6巻で累計発行部数200万部を超えるベストセラーとなった。いじめられっ子の高校生・荻野優介が送る“日常”と、その中に潜み平穏を侵略する“非日常”を描いた青春サスペンス漫画が、テレビ東京のドラマ24枠で実写化される。

 クラスメイトからのいじめにより地獄のような学生生活を送る荻野優介に、ある日突然幸せが訪れる。大好きなバイクに夢中になり、さらには密かに想いを寄せていた美人の南雲とも付き合えた。しかし、趣味も恋愛も順調で幸せだったはずの荻野の“日常”は、少しずつ“非日常”に侵されていく。

 主人公のいじめられっ子・荻野優介を演じるのは、2017年に舞台『弱虫ペダル』の主人公・小野田坂道役に抜擢され、2019年の大ヒットアニメ映画『天気の子』ではオーディションで2000人の中から主人公・森嶋帆高役に選ばれ、同作で「第十四回 声優アワード」新人男優賞を受賞、最近では、舞台『千と千尋の神隠し』や映画『カラダ探し』、連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK総合)への出演、映画『野球部に花束を』での主演など活躍が続く醍醐。本作でドラマ初主演を務める。

 荻野の恋の相手・南雲ゆみを演じるのは、2019年の映画『町田くんの世界』で1000人を超えるオーディションを勝ち取り、ヒロインの猪原奈々役で映画初主演を果たし、その後数々の映画やドラマに出演している関水。原作でも人気の高いキャラクターである圧倒的ヒロイン役に挑む。

 脚本は、映画『ハケンアニメ!』、ドラマ『ゲキカラドウ』(テレビ東京系)などの政池洋佑が担当する。

 ドラマ24『シガテラ』は、4月7日深夜24時12分よりテレビ東京ほかにて放送がスタートする。

醍醐虎汰朗(荻野優介役)コメント

©︎「シガテラ」製作委員会 ©︎古谷実/講談社

本作の出演オファーを受けた時の感想、原作または台本を読んでみての感想

遂に連続ドラマで主演を務めることができるのかと、心躍り舞い上がりました!
原作の漫画と脚本を読ませていただいて、普段の自分とはかけ離れた荻野のキャラクターに一瞬戸惑いましたが、自分とは異なる部分が多いからこそ、この役柄を演じることによって役者として更に成長できるチャンスですし、挑戦したい!と前向きな気持ちが沸きました。

演じる役どころについての印象

荻野優介は、普段は冴えなくて特徴があまりない控えめな男の子だと思います。
ただ自分の世界観を持っていて、ゾーンに入ると、とてもリアクションが大きくなったり、破茶滅茶な事を言い出したり...感情の起伏や浮き沈みが激しいキャラクターだと思います。

連続ドラマ初主演の意気込み

芸能界に入り約6年となるこの年に連続ドラマで主演を務めさせていただくことは大変嬉しく光栄です。現在、モチベーション高く、日々良い状態で撮影に励むことができています。
今まで培ってきたものを全力で本作に出せるように努め、強い志と情熱をもって新境地となるお芝居にも挑みたいです。

視聴者へ見どころなどメッセージ

高校生活で、いじめられている男の子が、バイクに興味を持ち、そこで出会った女の子と心を通わせていく中でいろいろな感情や学びを得て成長していくお話です。
初々しい学生時代に戻った気持ちで、荻野の初恋を見守っていただければ嬉しいなと思います。放送を楽しみにしていてください!

関水渚(南雲ゆみ役)コメント

©︎「シガテラ」製作委員会 ©︎古谷実/講談社

本作の出演オファーを受けた時の感想、原作または台本を読んでみての感想

原作、とても面白かったです。南雲ゆみというキャラクターは男性の理想が詰まった女性だなと感じました。
男性から見たいわゆる"いい女"を演じるのは初めてのチャレンジだったので、そのような機会をいただけてとても嬉しいです!

演じる役どころについての印象

南雲ゆみは、人に対する好き嫌いや偏見がなく、常に相手を理解してあげるというスタンスです。
自分と違う生き方や考え方の人に対しても面白いと思えて、リスペクトできるような心にゆとりのある女性です。
ゆみの周りにいる荻野くんや田島は気持ちファーストで生きている人たちですが、ゆみは論理的で、ある種、哲学的に物事を考える人間です。そして一見大人びて見えるゆみですが、実は自分の気持ちを一番に優先できないことがコンプレックスなのかも、と考えています。

撮影への意気込み

南雲ゆみというキャラクターに丁寧に丁寧に息を吹き込んでいきたいと思います。
まっすぐな荻野くんとは真正面からぶつかって、どんどん2人の愛を深めていけたらと思っています。

視聴者へ見どころなどメッセージ

今を生きるのに必死なティーンエイジャーたちがとにかく生き生きしていて魅力的な作品です。
学生の方やキャラクターと同年代の方はこのドラマを見て、キャラクターに共感していただいて今を大切にできるのではと思っています。私と同年代以上の方達には、眩しすぎる、2度と戻れないあの青春時代の懐かしさを存分に感じていただける作品だと思います。きっと、今自分と向き合ってくれている人を大切にしたくなるドラマです。ぜひご覧ください!

古谷実 コメント

よろしくお願いいたします。

𠮷川肇(テレビ東京 制作局ドラマ室)

『シガテラ』に出会った時、“胸を掻きむしるような根源的な切なさ”にたまらなく惹かれてしまいました。
古谷実先生が描かれる「極めて人間臭い自意識を爆発させたキャラクター」と「”青春の一寸先は闇”という命題」を、ドラマの中で表現の限りを尽くしていきたいと思っております。「毒」をモチーフとしつつ、表面は甘いけど、時に苦く、心にじわじわと広がっていく「糖衣錠」のようなドラマになっておりますので、毎週お楽しみ頂けますと幸いです!

古谷実『シガテラ』(講談社『ヤンマガKC』刊) ©︎古谷実/講談社

■放送情報
ドラマ24『シガテラ』
テレビ東京系にて、4月7日(金)スタート 毎週金曜深夜24:12〜放送
Lemino、Paraviにて、放送直後配信
出演:醍醐虎汰朗、関水渚
原作:古谷実『シガテラ』(講談社『ヤンマガKC』刊)
脚本:政池洋佑
監督:林雅貴、伊野瀬優、高杉考宏、中村洋介
チーフプロデューサー:祖父江里奈(テレビ東京)
プロデューサー:𠮷川肇(テレビ東京)、深津智男(ジャンゴフィルム)
制作:テレビ東京、ジャンゴフィルム
製作著作:「シガテラ」製作委員会
©︎「シガテラ」製作委員会
公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/ciguatera/
公式Twitter:@ciguatera_tx
公式TikTok:@ciguatera_tx

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