常盤貴子、『それってパクリじゃないですか?』出演決定 芳根京子を鼓舞する開発部長役に
4月12日より日本テレビ系で放送がスタートする芳根京子主演の水曜ドラマ『それってパクリじゃないですか?』に、常盤貴子が出演することが決定した。
本作は、奥乃桜子の小説『それってパクリじゃないですか? 〜新米知的財産部員のお仕事〜』(集英社オレンジ文庫刊)をドラマ化するオフィスエンターテインメント。とある飲料メーカーで、開発中の飲料に関する重要な特許がライバル会社に奪われる事件が発生。情報漏洩の疑いをかけられた開発部員・藤崎亜季(芳根京子)は、調査のために親会社からやってきた知的財産のプロ・北脇雅美(重岡大毅)とともに、その特許を取り戻すために奮闘することに。“知的財産”をめぐる、波乱の日々が幕を開ける。
日本テレビの連続ドラマ出演は1995年の『禁じられた遊び』(日本テレビ系)以来およそ30年ぶりとなる常盤が演じるのは、亜季を鼓舞し北脇と対峙する開発部の部長・高梨伊織。「すごく面白い作品だと思いました。プロデューサーの枝見さんからの温かい熱心なお手紙と番組企画書を拝見して出演を決めました」という常盤は、中堅飲料メーカーで通称“女帝”と呼ばれる、存在感と実力をあわせもつ開発部長・高梨を演じることについて、「開発者たちのために常に自分を信じて慎重に選択していかなければという信念でやっている。開発部のみんなを温かい目で見守る存在でありたい」とコメント。
常盤のクランクインは、重要な会議室のシーンに。常盤は共演する芳根と重岡の印象について、「かわゆくて、かわゆくて(笑)。対面している共演者の方々と頷きながら愛でていました」と柔らかな表情で振り返り、「現場の雰囲気もいいし、このメンバーだからこその記憶に残るドラマができるものではないかという期待感があります」と自信をのぞかせた。
常盤貴子(高梨伊織役)コメント
今回の作品や役柄についての想い
知財というものをあまり知らなかったので、「知らなかったことを知れる」すごく面白い作品だと思いました。
過去に台詞では「知的財産権」を説明したこともあるのですが、その時は知財の範囲がわかっていなかったんです。
それを今回いろいろなパターンで教えてもらえることによって、自分の生活の中で目に触れるものが知財に守られていることを知ることが出来ますし、それが、多くの人たちの汗と涙の結晶によるものなんだと思うと、愛おしくなってしまいます。
普段何気なく飲んでいたボトルなどを見る目が変わってきている気がします。「ここまで来るのに大変だったね〜」って(笑)そのことを知れたことが人として楽しいことでした。
部長の高梨を演じるにあたって、ここをブレさせないようにと思っているのは、自分も「開発」と「開発部」が大好きで、その開発部のみんなを守るためにいまそこにいること。だから開発部のみんなを温かい目で見守る存在でありたいなと思っています。
主人公に対し、強い台詞で厳しくあたる会議室のシーンでは、共演者の方が「高梨部長は強いね!」とおっしゃっていましたが、高梨はもともとやりたいことがはっきりしていると思うんですね。いままでも「私はこれが正しいと思う」とジャッジしてきた人だと思うので、開発者たちのために常に自分を信じて慎重に選択していかなければという信念でやっているんじゃないのかなと。だから「女帝」と言われるのかもしれないですし、強くあらねば、と思っているところもあるんだと思います。
『向日葵の丘・1983年夏』以来の共演となる芳根京子と、重岡大毅についての印象
愛らしいんですよ〜。芳根京子ちゃんが高校生の頃に映画でご一緒したことがあって、その時は自分が高校生の頃の役をやってくれたので失礼ながら今だに自分の分身的なイメージを勝手に持ってしまっていて。
いまご一緒していても、小動物みたいな可愛さがあって、「かわゆいなー」みたいな感じで既に癒されています。
重岡くんも顔合わせの本読みの時の印象が本当に可愛くて! すごい緊張してらして、でも皆んなを盛り上げようとしている姿に「なんて素敵な人なんだろう。かわゆいなーこの人も」と、同じく対面している共演者の方々と頷きながら愛でていました(笑)
26歳を迎えたばかりの芳根京子と、自身と比較して
少女のようなピュアさをキープされているのがすごいなと。自分の頃はもうちょっと大人びてみせようとかしていた気がするので。たぶんご家族も仲がいいんじゃないですかね。すごく幸せなご家庭で温かい愛情に恵まれて育ってきているのかなと。それが性格にもお顔にも出ている気がしますね。願わくばこれからは、京子ちゃんがずっと笑っていられる世の中であってほしい(笑)
もう親のような気分です! 彼女が悲しい顔をするのを見たくないですもん。
『グッドワイフ』(TBS系)以来、4年ぶりとなる地上波連ドラ出演について
プロデューサーの枝見さんから温かい熱心なお手紙を頂いて、正直それでほとんど自分の中では決まっていたのですが一応企画書も拝見しました。想いをもって作っていらっしゃるのが最初から分かっていたので、ドラマの内容はもちろん面白かったんですが、そういう志のある人たちと物作りが出来るタイミングで私にお声がけして頂けたのがすごく嬉しくて、どんな役でも参加したいと思っていました。台本を読ませて頂いて「やっぱりこういう人たちが作る作品は面白いなぁ」とワクワクしたので、現場に入るのもすごく楽しみでした。
視聴者へのメッセージ
今、このメンバーだからこそのドラマを見てもらいたいですね。
本当に現場の雰囲気もいいし、みんな個性を出しつつ役割をちゃんとわかってらっしゃる方々だから、その中でみんながどれだけ楽しく自由に生きられるか。
このメンバーだからこその記憶に残るドラマが出来るのではないかなという期待感があります。ぜひその目撃者として参加していただけたら嬉しいです。
■放送情報
『それってパクリじゃないですか?』
日本テレビ系にて、4月12日(水)スタート 毎週水曜22:00〜放送
出演:芳根京子、重岡大毅(ジャニーズWEST)、常盤貴子
原作:奥乃桜子『それってパクリじゃないですか? 〜新米知的財産部員のお仕事〜』(集英社オレンジ文庫刊)
脚本:丑尾健太郎
演出:中島悟ほか
チーフプロデューサー:三上絵里子
プロデューサー:枝見洋子、森雅弘、岡宅真由美(アバンズゲート)
制作協力:AX-ON、アバンズゲート
製作著作:日本テレビ
©︎日本テレビ
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