吉岡里帆と安田顕が初共演 出版業界が舞台のミステリードラマ『神の手』今春放送決定

吉岡里帆&安田顕、『神の手』で初共演

 吉岡里帆と安田顕が共演する月曜プレミア8『神の手』がテレビ東京系にて今春放送されることが決定した。

 本作は、望月諒子のデビュー作を原作とする、出版業界を舞台にしたミステリードラマ。すべての始まりは、「新世紀文学賞」を受賞した大御所作家・本郷素子の小説『花の人』に持ち上がった盗作疑惑 。その取材を依頼された美智子は当初は断るものの、真相を追っていた元同僚が謎の死を遂げる。一方、三村のもとにはかつて面倒を見ていた作家の卵によく似た怪しげな女性が現れて……。単なるゴシップネタと思われた噂が、やがて出版業界を揺る がす一大事件へと発展していく。

 主演を務めるのは、今回がテレビ東京ドラマ初主演、さらに2023年に芸能生活10周年&30歳というWアニバーサリーイヤーを迎えた吉岡。元新聞記者だが、事件の裏側にある人間の本質を追求するためフリーになったジャーナリスト・木部美智子を演じる。3年前の未解決誘拐事件を独自に追い続ける中、次第に“盗作疑惑”騒動に巻き込まれていく。

 共演は、ドラマ『PICU 小児集中治療室』(フジテレビ系)、映画『ラーゲリより愛を込めて』など、ドラマや映画、舞台などで幅広い役柄を演じるTEAM NACSの安田。どこか闇を感じさせる「新文芸」編集長・三村幸造を演じる。なお、吉岡と安田は、本作が初共演となる。

コメント

吉岡里帆(木部美智子役)

『神の手』を初めて読んだ時、やるせない気持ちと切なさで胸が痛くなりました。
文学界を舞台に描かれる今作で、私が演じる主人公は孤高な捜査を続けるフリージャーナリストとして奮闘しています。
文字に起こすことに取り憑かれた人の執念のような作品です。
今まであまり触れてこなかったジャンルでもあるので、私自身新鮮な気持ちと挑戦する気持ちを大切に良質な作品を目指して絶賛撮影中です。ぜひお楽しみに!

安田顕(三村幸造役)

読み応えのある脚本で、事件の顛末は一体どうなるのだろうと、惹き込まれながら読み進めました。
重要な役柄を与えていただき、ありがとうございます。
吉岡里帆さんはじめ、キャストの皆さま、撮影現場の皆さまにお会いできるのが楽しみです。
幅広い世代に楽しんでいただけるミステリー、サスペンスドラマです。ご期待ください。

原作者・望月諒子

このたびわたしのデビュー作をドラマにしていただくことになり、たいへん光栄です。記者木部美智子の本シリーズも六作になりますが、その第一作目であるこの作品は電子文庫でのスタートでした。それが20年余の時を経てテレビドラマになることに感慨深い思いがいたします。
「深淵を見つめるときは、深淵もまたこちらを見つめている」と、ニーチェの言葉を借りて解説に書いていただいたような「得体の知れない熱」を持つ作品は、いまでは到底書けないだろうと思います。この作品に光を当てて下さいました関係者皆様に深く感謝いたします。
最後になりましたが、豪華な役者の方々に小説世界を再現されますのを大変楽しみにしています。
どうぞみなさまに楽しんでいただけますように。

■放送情報
月曜プレミア8『神の手』
テレビ東京系にて、今春20:00〜21:54放送
出演:吉岡里帆、安田顕ほか
原作:望月諒子『神の手』(集英社文庫刊)
脚本:山本むつみ
演出:塚本連平
音楽:青木沙也果
チーフプロデューサー:中川順平(テレビ東京)
プロデューサー:稲田秀樹(テレビ東京)、志村彰(The icon)、高橋香奈実(The icon) 製作:テレビ東京、BSテレ東、The icon
©望月諒子/集英社・テレビ東京
公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/premiere8_drama/

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