山田裕貴が貫く「自分で考えろ」という父からの教え “一つの道を突き詰める”生き方を語る
「自分で考えろ」という父からの教え
ーー本作ではロースクールの教員を演じていますが、プロ野球コーチをされていたお父様から教わった印象的なことはありますか?
山田:父から言われたこととしては、「人に迷惑かけるな」「挨拶をちゃんとしろ」「人に優しくしろ」くらいで、あとは伝えたいであろうことを背中から感じ取っていたので、具体的に何かを教わったという実感は正直ありません。ただ一つだけ、これはもう僕に染み付いている教えですけど、「自分で考えろ」。これは、たくさん言われました。「人に聞くな、自分で考えろ」という教えは、おおいに僕の人生の支えになっていると思います。僕、あまり人に相談しないんです。だから多分、演技をするときも自然とオリジナリティが生まれるし、人と違う存在になれる。それは父の言葉がこの仕事で生きている部分ですね。
ーー今後、チームを率いていく立場、例えば監督業に挑戦してみたいという気持ちはありますか?
山田:考えたことはあります。それに乗ってくれる人がどれくらいいるかだとは思いますし、漠然とですけどね。
――今の野望はなんですか?
山田:野望というよりは、今この一瞬一瞬を一生懸命に生きることが大事だと思ってます。今だったら、このインタビューに一生懸命答えることとか。釈迦の言葉で「過去のことは振り返らなくていい、未来のことも考えなくていい、今を一生懸命生きていれば、それが過去にも未来にもなるから」という意味の言葉があって、今はその状態です。こうして月9や大河ドラマのお話をいただけていること自体、数年前には予想もできてなかったし。それは現場に入っているときもそうで、とにかく今を頑張ろう、それしか考えてないです。
■放送情報
『女神の教室~リーガル青春白書~』
フジテレビ系にて、毎週月曜21:00~21:54放送
出演:北川景子、山田裕貴、南沙良、高橋文哉、前田旺志郎、前田拳太郎、河村花、佐藤仁美、宮野真守、小堺一機、尾上松也、及川光博
脚本:大北はるか、神田優
プロデュース:野田悠介
演出:澤田鎌作、谷村政樹
音楽:武部聡志
主題歌:Vaundy「まぶた」(SDR)
法律監修:水野智幸(法政大学大学院法務研究科)
制作・著作:フジテレビジョン
©︎フジテレビ
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2月27日(月)