『どうする家康』山田裕貴、本多忠勝の涙の裏側を明かす 「何かがついてきた感じ」

山田裕貴、本多忠勝の涙の裏側を明かす

 毎週日曜日に放送されているNHK大河ドラマ『どうする家康』に出演中の山田裕貴よりコメントが寄せられた。

 本作は、ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を新たな視点で描く。主人公・家康を松本潤、脚本を『コンフィデンスマンJP』シリーズなどの古沢良太が担当する。

 山田が演じるのは、徳川四天王の1人となる本多平八郎忠勝。第1回での忠勝が戦場から逃げた元康(松本潤)を連れてくるシーンについて、山田は「『恥ずかしくないのか』と殿に言える男の子ってどういう人なんだろうというところから、忠勝の人物像を考えました。あそこに忠勝の全てが詰まっていたのだと思います」と振り返る。

 第2回で大樹寺で元康が腹を切ろうとするシーンについては、「特に忠勝の思いが分かるシーンで した。殿は決めきらないし、この武士の世で、なにを優柔不断にナヨナヨしてるんだろうと。その姿を見ていると忠勝として腹が立ってくるんですよね。『俺の家系は家族代々、じいちゃんも父さんもお前のことを守ってきたのに、何しようとしてるんだ』っていう。だから(元康は)こんなところで終わって良い男じゃないし、『多くの人があなたに命をかけているんだ』と。そこを分かって欲しい思いでした。あのシーンは自分でも涙するとは思っていませんでしたが、思いを魂にどんどん背負い込んでいったら、結果的に自然と涙が出たという感覚です。セリフで書かれていることも勿論思っているんですけど、それだけではない何かがついてきた感じはあります」と撮影の裏側を明かした。

 最後に視聴者へ向けて、「これからも様々なキャラクターが物語を盛り上げていきますし、もちろん戦国最強の武将・本多平八郎忠勝として、僕も盛り上げて行けたらと思います。今後もぜひ、殿の“どうする”を見守ってください」とメッセージを送った。

■放送情報
『どうする家康』
NHK総合にて、毎週日曜20:00~放送
BSプレミアム、BS4Kにて、毎週日曜18:00~放送
主演:松本潤
脚本:古沢良太
制作統括:磯智明
演出統括:加藤拓
音楽:稲本響
写真提供=NHK

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