當真あみ、デビューから1年で「緊張がなくなってきた」　『Get Ready!』の現場で受ける刺激

東京で慣れないことは？

ーー『妻、小学生になる。』でのインパクトの大きいデビューから1年が経ちますが、この1年いかがでしたか？

當真：いろいろな作品に関わらせていただいて、学ぶことがたくさんありました。やっと撮影現場での緊張がなくなってきたなと思います。『妻、小学生になる。』のときは、毎日ずっと「緊張するな」と思いながらやっていて、今は妻夫木（聡）さんや松下（奈緒）さんとご一緒させてもらっても、良い意味で緊張せず、お芝居できるようになったんじゃないかなと思っています。

ーー昨年末に公開された映画『かがみの孤城』では声優にも挑戦されていましたね。

當真：『かがみの孤城』をやるときは、声だけでしか表現ができないので、声の抑揚だったり息の使い方を意識することを学びました。それはドラマにも生かされていて、『Get Ready!』の撮影でも思い出しながら、「こういう気持ちのときはもっとこういう速さ」でとかを考えながらやっていました。

ーー”演じる”ことについては、どういう思いですか？

當真：おもしろいなと思っています。作品によっても役柄が全然違いますし、自分が演じる役がどういう環境にいるかというのも違うからこそ、役を通して体験できるのが楽しいなと思います。そして、どの作品でも、周りの俳優さんが素敵な人ばかりなので、作品をご一緒させていただいて、演技を間近で見て、勉強できて楽しいです。

ーー目標としている女優さんや、今後チャレンジしてみたいお仕事はありますか？

當真：長澤まさみさんのように、いろんな役を演じ分けられる女優さんになりたいです。今までは等身大の役を演じさせていただいていたので、今後はミステリアスなクールな役に挑戦したいなと思っています。

ーー今後の大きな目標はありますか？

當真：今年の目標は、今、出させていただいているドラマの役に真剣に向き合って、しっかりと頑張っていくことです。今、いろいろな作品に出させていただいて、それが本当にありがたいことなので、これからも続けていけるように頑張っていきたいなと思います。

ーー高校進学を機に上京してもうすぐ1年が経ちますが、東京に来て慣れないなと思うことありますか？

當真：東京の寒さにまだまだ慣れません。最近は本当に寒すぎて、ちょっとでもあったかくできるように、現場にレッグウォーマーを持っていきます。それと人の多さですね。電車もどこに行っても人がいっぱいで。沖縄だとちょっと田舎の方に行ったらシーンとしてるんですけど、そういう場所が全然見当たらなくて、いつでもどこにでも人がいるのがおもしろいなと思って歩いています。

ーー東京で行ってみたいところはありますか？

當真：ジェットコースターとかが好きなので、友達とディズニーランドに行ってみたいです。あとは、時間があったらどこかに出かけて、食べ歩きとかしたいですね。浅草に行って、メンチカツやおにぎりを食べてみたくて。行きたいお店を調べて、いつかわからない予定を立てています。

ーーちょっと寂しくなったりはしないですか？

當真：最近ちょっと寂しさが出てきました。1月に母が作った料理を冷凍して送ってくれて、好きなハンバーグやカレーを食べていたら、沖縄に帰りたいなってちょっと思いました。美味しかったから「もっと送って」と頼んで、つい最近、2回目が届いたんですが、冷凍庫がパンパンになる量でした（笑）。

ーー励みになりますよね。

當真：母が送ってくれたスープとかを保温系の入れ物に入れて持っていって、現場で食べたりすると、息抜きにもなるし、それが楽しみにもなります。私が出ている作品を身近な友達や家族が観てくれて、感想を送ってくれたり応援してくれるのは、より元気が出るし、嬉しいです。

■放送情報
日曜劇場『Get Ready!』
TBS系にて、毎週日曜21:00～21:54放送
出演：妻夫木聡、松下奈緒、日向亘、一ノ瀬颯、三石琴乃、橋本マナミ、當真あみ、結城モエ、中山麻聖、田野倉雄太、長見玲亜、矢島健一、片山友希、菅原卓磨、吉田涼哉、川本光貴、伊武雅刀、鹿賀丈史、藤原竜也
第2話ゲスト：柄本明、三浦貴大、市川由衣
演出：堤幸彦、武藤淳、山本剛義
脚本：飯野陽子、山田能龍、川邊優子、金沢知樹、渡辺啓
プロデュース： 武藤淳、植田博樹、鈴木佳那子、市山竜次、佐井大紀
音楽：ノグチリョウ
制作協力：オフィスクレッシェンド
製作著作：TBS
©︎TBS
公式サイト：https://www.tbs.co.jp/getready_tbs/