門脇麦、WOWOW連続ドラマ初主演　『ながたんと青と -いちかの料理帖-』で料理人役に

　門脇麦がWOWOW連続ドラマ初主演を務める『ながたんと青と -いちかの料理帖-』が、2023年春に放送・配信されることが決定。あわせてキャラクタービジュアルと超特報映像が公開された。

　月刊漫画雑誌『Kiss』（講談社）で連載中の磯谷友紀の同名漫画を原作とした本作は、戦後間もない京都を舞台に、年の差夫婦が料亭再建に奮闘する中で絆を育んでいく“グルメラブストーリー”。『サマーフィルムにのって』の松本壮史が全話の監督を務め、『ユーチューバーに娘はやらん！』の川﨑いづみをメインライターに、弓削勇と共に脚本を執筆する。

　門脇が演じるのは、老舗料亭「桑乃木」の長女で、ホテルのレストランで働く34歳の料理人・いち日。「ながたん」と呼ばれる包丁を残して戦死した夫を思いながら、ホテルの料理人として生きていくことを決めていたが、ある事情から、経営難に陥った実家の料亭を建て直すべく政略結婚をすることに。しかし相手はなんと15歳も年下。しかも初対面のいち日に対して“青と（青とうがらし）”のようにクールで辛辣な物言いをする人物で……。女性料理人がまだ珍しかった時代に、前向きに未来を切り開いていく。

　あわせて公開された超特報映像では、いち日が料亭の娘としてこだわる出汁と、ホテルの料理人として培った洋食の技術を融合した、見た目もおいしい創作料理が映し出される。時代劇で衣裳を手掛けるスタイリスト・大塚満による、いち日の和装を中心とした華やかな装いも注目だ。また、劇伴音楽を手掛ける田辺玄、Rachel Abstractの音楽も先行で披露されている。

門脇麦（桑乃木いち日役）コメント

私自身、食べること、料理することが大好きで、いつか料理に携わる作品に出演してみたいなとずっと思ってきました。お話をいただいて、原作を読ませていただき、とにかくご飯が温かく美味しそうで。そして人間模様も繊細で温かくて。なんて素敵なんだろうと。演じていても毎日心がほかほかでした。女性がまだ料理人になるのが難しかった戦後直後のお話です。時代の流れと闘ういち日と、周との関係性の中でほぐれていくいち日の気持ちを温かく見守っていただけたら嬉しいです。そして皆様にも優しい気持ちが届けば、これ以上に嬉しいことはありません。

■放送・配信情報
『ながたんと青と -いちかの料理帖-』（全10話）
WOWOWにて、2023年春放送・配信スタート
第1話無料放送 WOWOWプライム、WOWOW4K／無料トライアル実施中
主演：門脇麦
原作：磯谷友紀『ながたんと青と―いちかの料理帖―』（講談社『Kiss』連載）
監督：松本壮史
脚本：川﨑いづみ、弓削勇
音楽：田辺玄、Rachel Abstract
プロデューサー：小髙史織（WOWOW）、森田大児、髙木敬太（東映）
製作著作：WOWOW、東映
公式サイト：https://www.wowow.co.jp/drama/original/nagatantoaoto/