『祈りのカルテ』原作者の知念実希人が玉森裕太らと初対面 「お会いできて嬉しかった」

『祈りのカルテ』知念実希人が玉森裕太と対面

 毎週土曜22時より日本テレビ系で放送中の玉森裕太主演ドラマ『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』の撮影現場を、原作者の知念実希人が陣中見舞いとして訪問した。

 本作は、現役の医師でもある作家・知念実希人によるシリーズ累計発行部数22万部を突破したベストセラー『祈りのカルテ』が原作のハートウォーミング・ミステリー。患者のすべての情報が書き込まれているといっても過言ではない診療録“カルテ”。研修医・諏訪野良(玉森裕太)が研修先の様々な科で「人の顔色を読む」という特技と、カルテを読み解くことによってそれぞれに問題を抱えたワケありの患者たちと真摯に向き合い、彼らの抱えた秘密を見破る模様を描く。

 諏訪野を演じる玉森をはじめ、研修医チームの池田エライザ、矢本悠馬、濱津隆之、堀未央奈、YUらと初の対面となった知念。玉森と対面したことについて、知念は「やっとお会いできて嬉しかったです。素の玉森さんがかっこいいというのはもちろんですが、役に入ると『こういう研修医って本当にいるな』と思わせられました。真面目で、かつ仕事ができるタイプの研修医ですね。玉森さんは今32歳だと伺いましたが、役に入ると諏訪野の年齢までぐっと印象が若くなる。役者さんって凄いなと思いました」と語った。

 知念は研修医室のシーンの現場を見て、自分の研修医時代を思い出したという。「研修医同士、同期の関係性がすごくリアルで、自分の研修医時代を思い出しました。実際の研修生活の中でも指導医の先生がすごく厳しかったり、ハードワークが続く科があったり、それぞれに大変な研修先もあるんですけど、そこを同期の絆でお互いを支え合ってやっていくんです。カメラが回っていないところでも、玉森さんはじめ研修医を演じられる役者のみなさんからそういう雰囲気がとても出ていて、すごく良かったです」と、自分の実体験とドラマの雰囲気を重ね合わせた。

 ドラマのオンエアを観た感想については、「毎回指導医にゲストでいろんな方に出演いただいていますけれど、研修医との関係性がすごく良いですよね。単にそれぞれの科の仕事を一つ一つ教えるだけではなく、その上で自分自身のプロとしての姿もちゃんと見せていく。自分の姿を見せて、医者とはどういうものなのかというのを教えていくんですね。実際に自分のまわりにいた素敵な指導医の方々の顔を思い浮かべました。皆さんリアルに演じてくださっていて、すごく嬉しく思っています」と思いを明かした。

 最後に、原作者から見た後半戦の見どころについて、「現実でも、本当に最初は何もできない、言ってしまえば“役立たず”の研修医たちが、2年の研修期間を終えるとしっかりとした戦力になるんです。2年間でいろいろな科を回って、いろんな人に出会って、いろいろな経験をして。その中にはもちろん辛い経験もいっぱいあると思うんです。そういう経験をしながら、プロとして一人一人がどんどん違う形で成長していって、“自分がどういう医者になるのか”というのを見つけていく。『祈りのカルテ』はそういう物語でもあります。第6話からは諏訪野たちの研修医生活も2年目に入ります。ミステリーとしての面白さと同時に、彼らの成長、人生の分かれ目にも注目していただければと思います」とアピールした。

■放送情報
土曜ドラマ『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』
日本テレビ系にて、毎週土曜22:00〜放送
出演:玉森裕太、池田エライザ、矢本悠馬、濱津隆之、堀未央奈、YU、松雪泰子、椎名桔平
原作:知念実希人『祈りのカルテ』シリーズ(角川文庫/KADOKAWA)
脚本:根本ノンジ
演出:狩山俊輔、池田千尋
チーフプロデューサー:田中宏史
プロデューサー:藤森真実、戸倉亮爾(AX-ON)
音楽:サキタハヂメ
制作協力:AX-ON
製作著作:日本テレビ
©︎日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/inorinokarte/
公式Twitter:@inorinokartentv
公式Instagram:@inorinokartentv

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