ユ・スンホ初出演映画をデジタルリマスター 『おばあちゃんの家』リバイバル公開決定

『おばあちゃんの家』がデジタルリマスター

 2003年に公開された映画 『おばあちゃんの家』 のデジタルリマスター版が、2023年1月6日より新宿シネマカリテにてリバイバル公開されることが決定した。

 本作は、会ったこともない田舎のおばあちゃんの家へ連れて行かれた少年サンウと、彼を無条件の愛で包んでくれるおばあちゃんとのひと夏を描いた物語。2002年の韓国・大鐘賞で最優秀作品賞、最優秀脚本賞、最優秀企画賞を受賞し、韓国では400万人動員を記録した。当時の韓国では『シュリ』 『JSA』 といった大作映画が公開されてはヒットが続いており、ローバジェットの本作の異例の大ヒットは大きな話題となった。日本では2003年に「岩波ホール創立35周年記念映画」として公開され、3カ月間ものロングランを記録した。

 母親と2人でソウルに住むサンウは、ある日、田舎のおばあちゃんの家へ連れて行かれる。母親が新しい仕事を見つけるまでの間、会ったこともないおばあちゃんと暮らすことになったのだ。話すことができず、読み書きもできないおばあちゃんをバカにし、不自由な山の生活に不満を爆発させるサンウはわがままし放題。しかし、決して叱らず、サンウの願いを一心に叶えようとするおばあちゃんにサンウは少しずつ心を開いていく。やがて彼の心に信頼と愛情が芽生えた時、母親が迎えにやってくる。

日本公開20周年記念公開 映画『おばあちゃんの家 デジタル・リマスター版』予告編【公式】1月6日公開

 監督を務めたイ・ジョンヒャンは、「おばあちゃんに感謝する映画を撮りたかった」と語る。おばあちゃんを演じたキム・ウルブンに“一目惚れ”し、映画出演はおろか映画そのものを観たことさえないという彼女を主演に迎えた。おばあちゃんが実際に住んでいた山の中の村を舞台に、少年サンウ以外の出演者は全員村の住民の素人を起用した。それでも監督は彼らの生きてきた人生そのものを引き出して物語に真実味と厚みを付け加えた。

 サンウを演じたのは、後にドラマ『ペク・ドンス』『プロポーズ大作戦〜Mission to Love〜』『仮面の王位イ・ソン』『ロボットじゃない〜君に夢中!〜』、映画『キム・ソンダル 大河を売った詐欺師たち』『朝鮮魔術師』に出演のユ・スンホで、本作が映画初出演となった。

おばあちゃんの家
おばあちゃんの家
おばあちゃんの家
おばあちゃんの家
おばあちゃんの家
おばあちゃんの家
おばあちゃんの家
おばあちゃんの家
おばあちゃんの家
20221024-obaatyannoie-00002
20221024-obaatyannoie-00010
20221024-obaatyannoie-00009
20221024-obaatyannoie-00008
20221024-obaatyannoie-00007
20221024-obaatyannoie-00006
20221024-obaatyannoie-00005
20221024-obaatyannoie-00004
20221024-obaatyannoie-00003
previous arrow
next arrow
20221024-obaatyannoie-00002
20221024-obaatyannoie-00010
20221024-obaatyannoie-00009
20221024-obaatyannoie-00008
20221024-obaatyannoie-00007
20221024-obaatyannoie-00006
20221024-obaatyannoie-00005
20221024-obaatyannoie-00004
20221024-obaatyannoie-00003
previous arrow
next arrow

■公開情報
『おばあちゃんの家』デジタルリマスター版
2023年1月6日(金)より、新宿シネマカリテにてロードショー
監督・脚本:イ・ジョンヒャン
製作:ファン・ウヒョン、ファン・ジェウ
製作総指揮:キム・スンボン
出演:キム・ウルブン、ユ・スンホ、ミン・ギョンフン
配給:ハーク
2002年/韓国/カラー/ビスタサイズ/ステレオ
©Tube Entertainment all rights reserved.

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「ニュース」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる