クワイエット・ライオットのメンバーが当時を振り返る 『ランディ・ローズ』予告編公開
クワイエット・ライオット、オジー・オズボーン・バンドの初代ギタリスト、ランディ・ローズのドキュメンタリー映画『ランディ・ローズ』の予告編と場面写真が公開された。
本作は、1人のギター少年がロックスターへと昇華する瞬間、そして悲劇的な最期までを克明に捉えたドキュメンタリー。
80年代に端正なルックスと華麗なギタープレイで世界を魅了したローズ。しかし自身のバンド、クワイエット・ライオットでのプロデビューは日本のみで、全米デビューは果たせなかった。
その後、オジー・オズボーン・バンドへの抜擢によりローズに転機が訪れる。オズボーンとローズの相反する個性のぶつかり合いが化学反応を巻き起こし、ローズは一気にギターヒーローとなった。ところが、人気絶頂期の全米ツアー中に突然の悲劇が起きてしまう。
監督を務めたのは、アメリカのHIP HOPグループN.W.Aのドキュメンタリー『N.W.A & EAZY-E:キングス・オブ・コンプトン』などを手掛けたアンドレ・レリス。脚本と編集はマイケル・ブルーイニング、ナレーションをL.A.ガンズのトレイシー・ガンズが担当した。
本作には、クワイエット・ライオット時代のライブ映像や肉声インタビュー、プライベートショットなどが収められた。さらに、オズボーンやエディ・ヴァン・ヘイレンをはじめ、ローズを敬愛するミュージシャンやギター・テック、ランディの母や兄弟などのインタビューも多数収録されている。
公開された予告編では、オジー・オズボーン・バンド初代にして最高のギタリスト、ローズのライブ映像などの貴重な映像が映し出されている。クワイエット・ライオットのメンバーは「ランディは絶好調だった。一気に話題になった」と当時を振り返り、関係者たちが「もの凄い爆音でギターの音が直撃だったわ」、「スターの原石だと思った」と彼から受けた衝撃を語る。さらに、ローズ自身の肉声も交えながら、彼の足跡を辿る様子も。
あわせて公開された場面写真では、ランディ・ローズがライブで楽しそうにギターを鳴らす姿や、クワイエット・ライオットのメンバーとの写真やオフショットなどが映されている。なお、映画の公開記念オフィシャルグッズの発売が決定し、Tシャツ(2種)、トートバッグ、ステッカーの販売が予定されている。
■公開情報
『ランディ・ローズ』
新宿シネマカリテ、渋谷シネクイントほかにて、11月11日(金)より全国ロードショー
出演:ランディ・ローズ、オジー・オズボーン、エディ・ヴァン・ヘイレン、ルディ・サーゾ、フランキー・バネリ、ジョージ・リンチ、ゲイリー・ムーア、ダグ・アルドリッチ、ジョエル・ホークストラ、ブルース・キューリック、ドゥイージル・ザッパ、トレイシー・ガンズ(ナレーション)
監督:アンドレ・レリス
脚本・編集:マイケル・ブルーイニン
2022年/アメリカ/英語/カラー/シネスコ/5.1c/92分/原題:RANDY RHOADS:Reflections of A Guitar Icon
字幕監修:上田慎也(ヤング・ギター)
提供:ニューセレクト
配給:アルバトロス・フィルム
後援:文化放送
©RANDY RHOADS: LEGEND, LLC 2022
公式サイト:https://randy-rhoads.jp/