『ちむどんどん』井之脇海が“悪人”になって再登場? 矢作の身に一体何が起きたのか

『ちむどんどん』矢作の身に何が起きた?

 暢子が愛(飯豊まりえ)に和彦(宮沢氷魚)が好きであることを打ち明けてから、愛が離脱し和彦と暢子が結婚することを決めるまでの期間、離反した矢作は自分の思い描いていた通り麻布の一等地にお店を出し、独立していたらしい。ところが、家賃が高く売り上げが満たないため資金繰りに困って今回、フォンターナに退職金をもらいにやってきたというわけだ。しかも、勝手に店の売上を盗んだ挙句、権利書まで持っていって金を借りたヤクザに渡してしまうのだからタチが悪い。その後、矢作は借金を残したまま行方をくらましてしまった。お金の回収が彼からできないので、ヤクザはフォンターナにやってきて権利書を1000万で買い取らせようとしたり、みかじめ料を払わせようとしたり、さらなる迷惑が暢子たちにかかった。

 夜逃げしたというが、矢作は18歳の時に結婚していたことが発覚していて、その妻も一緒なのか、子供がいてもおかしくない彼ら家族はどうしているのか気になることがたくさんある。しかし、一点だけ確かとも言えるのは、チンピラのような格好をして久々にフォンターナにやってきた矢作が暢子を見て「まだお前いたのか」と言ったように、最初からずっと彼が暢子にとっての“ヒール役”であること。彼が心を改めて責任を取り、再び同じ厨房に立つ日が来ることはないのかもしれない。

■放送情報
連続テレビ小説『ちむどんどん』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
主演:黒島結菜
作:羽原大介
語り:ジョン・カビラ
沖縄ことば指導:藤木勇人
フードコーディネート:吉岡秀治、吉岡知子
制作統括:小林大児、藤並英樹
プロデューサー:松田恭典
展開プロデューサー:川口俊介
演出:木村隆文、松園武大、中野亮平ほか
写真提供=NHK

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