さだまさし、朝ドラ『舞いあがれ!』語りを担当 「故郷がご縁となってつなげていただいた」
NHK連続テレビ小説第107作目『舞いあがれ!』の語りをさだまさしが担当することが発表された。
2022年度後期、NHK大阪が製作を務める本作は、1990年代から現代までを舞台にした挫折と再生のドラマ。福原遥演じるヒロイン岩倉舞が、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく。
さだはNHK連続テレビ小説第105作目『カムカムエヴリバディ』には、平川唯一役で出演。ヒロインたちを導く重要な役割を担った。
さだは本作の語りを務めることについて、「毎朝たくさん の人々が楽しみにお待ちくださる朝ドラのナレーションはとても大切です。僕には大役ですが精いっぱい務めさせていただきます。故郷がご縁となってつな げていただいたこのドラマ。一人の少女が夢に向かって『舞いあがる』姿を見守り、支えるように、毎朝精いっぱい応援しようと思います」と決意のコメントを寄せた。
コメント全文
さだまさし(語り)
僕の故郷、長崎の五島列島がこの度の朝ドラ『舞いあがれ!』の主人公・舞ちゃんの大切な「お婆ちゃんの故郷」なのです。僕も五島が大好きです。美しい海、温かな人々、おいしい食べ物、潜伏キリシタン史跡の数々。毎朝たくさんの人々が楽しみにお待ちくださる朝ドラのナレーションはとても大切です。僕には大役ですが精いっぱい務めさせていただきます。故郷がご縁となってつなげていただいたこのドラマ。一人の少女が夢に向かって「舞いあがる」姿を見守り、支えるように、毎朝精いっぱい応援しようと思います。
熊野律時(制作統括)
ヒロイン・舞の物語を、優しい声とユーモラスな語り口で包み込んでくれるのは、誰だろうと考えたときに浮かんできたのが、さだまさしさんでした。長崎出身で五島の歌も作曲されていて、ばらもん凧もご存じとのことで、これ以上ピッタリの方はいないと思い、語りをお願いすることにしました。さだまさしさんの声が、『舞いあがれ!』に吹く柔らかな風になってくれると思います。
■放送情報
NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』
NHK総合にて、10月3日(月)放送開始
※全体の放送回数については、現段階において未定
出演:福原遥、横山裕、高橋克典、永作博美、赤楚衛二、山下美月、目黒蓮、長濱ねる、高杉真宙、山口智充、くわばたりえ、又吉直樹、吉谷彩子、鈴木浩介、高畑淳子ほか
作:桑原亮子、嶋田うれ葉、佃良太
音楽:富貴晴美
制作統括:熊野律時、管原浩
プロデューサー:上杉忠嗣
演出:田中正、野田雄介、小谷高義、松木健祐ほか
主なロケ予定地:東大阪市、長崎県五島市、新上五島町ほか
写真提供=NHK