ジェイミー・ドーナンが『ザ・ツーリスト』脚本の魅力を明かす 「非常に野心的な作品」

ジェイミー・ドーナン『ザ・ツーリスト』語る

 クライムサスペンスドラマ『ザ・ツーリスト 俺は誰だ?』第3話の場面写真とメイキングカット、主演を務めたジェイミー・ドーナンのコメントが公開された。

 本作は、オーストラリアの広大な砂漠地帯で記憶を失った男が自分を探して疾走するクライムサスペンス。BBC Oneの初回放送は約1200万人が視聴、HBO Maxでの配信開始後の評価も高評価を叩き出し、早くもシーズン2の製作が決定している。旅行先のオーストラリアで事故に遭い、記憶を失くす主人公“男”をドーナンが演じ、脚本・製作総指揮は英国ドラマ『Fleabag フリーバッグ』でエミー賞を受賞したハリー&ジャック・ウィリアムズ兄弟が手がけた。

 ドーナンが「今まで読んだものとは違い、とても複雑で、想像力に富み、大胆で、非常に野心的な作品」と語るように、彼が数多く読んだ脚本の中でも本作の脚本は“際立っていた”という。常にチャレンジを求めているというドーナンは「この作品がまさにチャレンジ」だと語った。

 また、惚れ込んだ脚本の魅力については、「答えが観客に明かされるのと同時に、彼にもすべてが明かされていきます。真実が何なのか、答えを見つけようとする人物の感覚に惹かれたんです」とし、「ダークなユーモアと過激なドラマが共存する作品に出会えるというのは、私にとって大きな魅力でした」と明かしている。

 ドーナンは共演したスタッフと俳優陣について、「メインキャストは皆、意気投合したと言ってくれるのではないかなと思います。ヘレン役のダニエル・マクドナルドの作品は以前から見ていてとてもクールな俳優だとずっと思っていました。彼女はとても気さくで、プロ意識が高く、常に準備万端です。重要なシーンの前にダニエルに電話することもありました。そういうことが僕は好きなんですが、彼女はとても楽しくて、いい相談相手でした。これまでの共演者の中で最もやりやすい人のひとりで、大好きです。ルーシー役のシャローム・ブルネ=フランクリンはもっと生意気で(笑)、僕がふざけるとやり返されましたね! 僕の本当にバカでとぼけた一面をシャロームは、うまく受け止め、最高の形で返してくれました。そのおかげで仕事に来るのが楽しくて仕方ありませんでした。ビリー役のオラフル・ダッリ・オラフソンも素晴らしい人です。彼の存在感には畏敬の念を覚えます。部屋に入ってきた瞬間に目を奪われるし、あの声も、ただただ天性のカリスマ性の持ち主としか言いようがありません。ロジャース警部役のデイモン・ヘリマンも最高です。デイモンは、私が最初に想像していたキャラクターとはまったく異なるエネルギーを持っていました。まるで子犬のような、とてもピュアで情熱的なエネルギーを持っています。驚くほどフレッシュで何にでも挑戦する姿勢を常に持っているんです」と信頼と賞賛の言葉を贈っている。

■配信&放送情報
『ザ・ツーリスト 俺は誰だ?』(全6話)
スターチャンネルEXにて配信中(毎週金曜1話ずつ更新)
※7月29日(金)より全話一挙配信開始予定
BS10 スターチャンネルにて、8月8日(月)23:00より毎週月曜放送
監督:クリス・スウィーニー、ダニエル・ネットハイム
出演:ジェイミー・ドーナン、ダニエル・マクドナルド、デイモン・ヘリマンほか
脚本・製作総指揮:ハリー&ジャック・ウィリアムズ
(c)Two Brothers Pictures & All3Media International
公式サイト:https://ex.star-ch.jp/special_drama/TqhAg

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