橋本環奈「今までで一番動いた」 『バイオレンスアクション』メイキングカット公開

『バイオレンスアクション』現場レポート

 8月19日に公開される橋本環奈主演映画『バイオレンスアクション』の現場レポートとメイキングカットが公開された。

 本作は、累計発行部数50万部超え、オンラインアクセス数1000万PV超を記録した浅井蓮次と沢田新による同名コミックを、映画『劇場版 おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜』の瑠東東一郎監督により実写映画化したもの。

 主人公・菊野ケイ役を務める橋本のほか、ケイに急接近するヤクザの会計士テラノ役に杉野遥亮、ケイに想いを寄せる同級生・渡辺役に鈴鹿央士、さらに馬場ふみか、森崎ウィン、大東駿介、太田夢莉、佐藤二朗、城田優、高橋克典、岡村隆史らが脇を固める。

 ピンクのショートボブでゆるふわな雰囲気の女の子・菊野ケイ(橋本環奈)が日商簿記検定2級取得を目指し専門学校に通いながら、アルバイトをする日常を描く。ただし、そのバイト先は指名制の殺し屋で、ケイはナンバーワン指名の実力を持つ超凄腕の殺し屋(ヒットガール)だった。どんな相手にも臆せずバイトとしてターゲット撃破を完遂し、バイトが終われば「おつかれさまー」と颯爽と現場を後にする。そんなゆるふわ最強ヒットガール・菊野ケイに史上最悪の依頼が舞い込んでくる。

 本作では、『進撃の巨人』、『銀魂』シリーズ、『シン・ウルトラマン』などのアクション監督を務めた、田渕景也率いるスタントチームGocooがアクション面を支え、田渕とアクションコーディネーターの遊木康剛が中心となり、俳優陣をサポートした。遊木は、「原作はリアルなアクションですが、映画としてエンタメ寄りのアクションを作りました」と語る。派手さ、楽しさが重視されたアクションシーンは、数々の作品でアクションを経験してきた橋本でも「今までで一番動いた作品」と断言するほど過酷な撮影となった。

 本作は今年1月にクランクイン。序盤に撮影されたのは、ケイ、渡辺(鈴鹿央士)、店長(馬場ふみか)、ヅラさん(岡村隆史)の“ぷるるん天然娘特急便”チームと、くっきー!演じる大男とのラーメン屋でのバトルで、ワイヤーをつけた橋本が壁を使って高い位置まで駆け上がり、その反動で思い切り大男を蹴るシーンだ。橋本は、練習しながら動きを頭に入れ、キックの瞬間の足の形まで細かく確認。そして本番では、顔ギリギリで空中を蹴るというプラン通りの動きを見せ、くっきー!が思わず「本当に蹴られるかと思った……」と顔面蒼白になったほどの高いアクション技術を披露した。

 その2日後、作品冒頭で繰り広げられるラブホテルでのアクションシーン。スタジオ内に作られたセットには、ヤクザ風のアクション俳優たちが並び、現場には活気と緊張感が充満。銃の扱いを練習してきた橋本も、銃の撃ち方、どこで何発撃つか、目標地点などを再確認して臨んだファーストカット。3発を撃った橋本は、衝撃に動じることもなく芝居を続けていく。そんな高度な演技が求められる撮影について、橋本は「ケイのアクションって実はすごく細かいんです。相手の武器を奪ったり、力を入れずに手首を回転させたり。ハイレベルなアクションでした」と振り返った。

 さらに、ワイヤー1本で腰を吊られた橋本が、横向きのまま回転して銃を撃ちまくる、華麗にして難易度の高いガンアクションのシーンの撮影も。いざワイヤーで吊られ、撮影スタート。すぐにOKが出たものの、橋本は「これはキツイ……」と本音を吐露。しかし休むことなく、回転しながら二丁拳銃で見せる動きを、直前まで念入りに練習。カットごとにOKを出し続け、しっかりと期待に応えた。瑠東監督が「昔からアクション映画が好きだったので、本格的なアクション映画を作れて嬉しい」と言うだけあり、本作は数多くのアクションシーンが取り入れられ、監督が得意とするコメディー要素もふんだんに盛り込まれている。

『バイオレンスアクション』

『バイオレンスアクション』

■公開情報
『バイオレンスアクション』
8月19日(金)全国公開
出演:橋本環奈、杉野遥亮、鈴鹿央士、馬場ふみか、森崎ウィン、大東駿介、太田夢莉、佐藤二朗、城田優、高橋克典、岡村隆史ほか
原作:浅井蓮次、沢田新『バイオレンスアクション』(小学館『やわらかスピリッツ』連載中)
監督:瑠東東一郎
脚本:江良至、瑠東東一郎
制作:ファインエンターテイメント
主題歌:[Alexandros] 「クラッシュ」(UNIVERSAL J / RX-RECORDS)
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
製作:「バイオレンスアクション」製作委員会
(c)浅井蓮次・沢田 新・小学館/『バイオレンスアクション』製作委員会
公式サイト:VA-MOVIE.JP
公式Twitter:@VAmovie_JP
公式Instagram:@vamovie_jp
公式TikTok:@VAmovie_JP

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