杉野遥亮が語る、『ユニコーンに乗って』須崎功の役作り 「これからすごく変化していく」
切なさやすれ違いの深さも増していく
――今回作品に入るにあたって、スタートアップ企業にインタビューされたそうですが、そのときの印象と演じてみてからで変化はありますか?
杉野:取材で聞いたようなことが、作品内でも忠実に再現されているんじゃないかなと思います。会社のメンバー内の意見のやりとりや、恋愛を含めた人間関係など、通ずるところがあるんじゃないかなと。
――今回、DISH//さんが主題歌(「しわくちゃな雲を抱いて」)を担当されていますが、主題歌や劇中歌を聞いての感想はいかがでしたか?
杉野:DISH//さんの曲はこの作品に寄り添ってすごくさわやかな音楽で、エンディングに駆け抜けていく感じがドラマとマッチしていると思います。それと、第1話の始まりのときに流れた音楽に青春感があって好きです。わくわくする始まり方だなと思いました。
――第3話では功と佐奈の出会った頃の話や、どうして佐奈とドリポニを始めたのかというきっかけといった回想シーンが多く出てきます。
杉野:第3話はスタートしたばかりの頃に撮影していたこともあり難しかったです。でも予告を見るかぎり、現在と過去のパートがうまく絡み合っていて、面白いことになっているんじゃないかなと思いました。
ー-クランクインして最初の撮影が第3話の回想シーンだったそうですね。
杉野:撮影してから時間が経っているので、あのとき冬服を着るのが暑かったこととかを思い出しました(笑)。大学生のときと会社を立ち上げてからで、服の系統が変わっているのも気づいてもらえたらと思います。
――特に思い入れのあるシーンはありますか?
杉野:第3話だと、現在パートの終盤と、栗木(前原滉)とのシーンもすごくいい演技ができたなという瞬間がありました。
――第1話、第2話とまた少しカラーが変わっていますよね。
杉野:第3話では須崎のバックボーンや佐奈との出会いが描かれて、須崎が佐奈のことをどう見ているかなども分かってくると思います。仕事面ではアプリの開発が進んでいき、人間関係の面では小鳥さん(西島秀俊)や佐奈との関係も少しずつ深くなっていき、どんどん切なさやすれ違いの深さも増していくので、そういったところにも注目して、是非一緒に楽しんでいただけたらなと思っています。
■放送情報
『ユニコーンに乗って』
TBS系にて、毎週火曜22:00〜22:57放送
出演:永野芽郁、西島秀俊、杉野遥亮、坂東龍汰、前原滉、石川恋、青山テルマ、山口貴也、武山瑠香、広末涼子
脚本:大北はるか
プロデュース:松本友香、岩崎愛奈
演出:青山貴洋、棚澤孝義、泉正英
編成:青木伸介、森岡梢
撮影:加藤春日
主題歌:DISH//「しわくちゃな雲を抱いて」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
音楽:青木沙也果
製作:TBSスパークル、TBS
(c)TBS/撮影:加藤春日
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/unicorn_ni_notte_tbs/
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