『ちむどんどん』房子の“伝説の経歴”が明らかに 暢子とのペペロンチーノ勝負も決着

『ちむどんどん』房子は暢子の腕を認める

 勝負の結果はというと、暢子も房子のペペロンのおいしさを認めることで同時に負けをも認めることに。自分から勝負を挑んでおいて「お願いだからクビにしないでください」と食い下がるのは、新人としてかなりの度胸……というか失礼極まりないが、暢子の申し出に房子は「これから先、何があっても泣かないこと」「私に対して質問や口答えは一切しないこと」「私の命令は絶対」という3つの条件を課し、暢子の存続を許すこととなる。さらに、検品と伝票管理、賄い当番のシフトも加えて。つまりは、勝負には負けたが、房子は暢子の料理の腕自体は認めたということでもある。

『ちむどんどん』35話

 その後も暢子は賄いに作ったカレーに、その日のメイン料理の肉を使ってしまったりと相変わらずの失敗だらけではあるが、矢作たちほかコックたちにも料理の実力を高く評価されるようになっていく。おかわりは「おいしい」以上の誉め言葉であり、何より暢子の賄いカレーを食べた房子の“オーケーの顔”がその味の良さを保証している。

 フォンターナの料理人としてようやくスタートラインに立つことができた暢子。けれど、第8週「再会のマルゲリータ」ではやっぱり房子から首を宣告されてしまうようだ。なんやかんやで新聞社で働くことになった暢子は、10年ぶりに和彦(宮沢氷魚)と再会することとなる。

※高嶋政伸の「高」はハシゴダカが正式表記。

■放送情報
連続テレビ小説『ちむどんどん』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
主演:黒島結菜
作:羽原大介
語り:ジョン・カビラ
沖縄ことば指導:藤木勇人
フードコーディネート:吉岡秀治、吉岡知子
制作統括:小林大児、藤並英樹
プロデューサー:松田恭典
展開プロデューサー:川口俊介
演出:木村隆文、松園武大、中野亮平ほか
写真提供=NHK

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