有岡大貴が語る、アイドル・バラエティ・役者に共通する思い 『インビジブル』の楽しさも
Hey! Say! JUMPメンバーからの反応は?
――撮影現場の雰囲気はいかがですか?
有岡:捜査一課のメンバーはセットで撮影することが多いのですが、緊迫したシーンが多い分、合間でいろんなお話をして過ごしています。特に原田泰造さんとは……ごめんなさい、「またサウナの話か」と思われるかもしれませんけど(笑)、サウナ好きな人からすると一度は一緒にサウナに入りたい人、それが原田泰造さんなので、そんな泰造さんとサウナの話ができるのはとても幸せです。でも僕がサウナの話をしすぎて、ちょっと周りに引かれてないか心配しています(笑)。
――有岡さんは資格もお持ちですもんね。話し始めると止まらない?
有岡:お互いにおすすめのサウナを教えあったり、撮影が始まった頃は2人で話していたんですけど、さすがに「これじゃいかん」と。今は、なるべく周りの方にサウナを好きになってもらおうと、泰造さんを筆頭にサウナの魅力を布教しています(笑)。
――Hey! Say! JUMPのみなさんからは、ドラマについて何か感想はありましたか?
有岡:感想はまだいただいてないんですけど、たまたま同じスタジオで(中島)裕翔が別の作品を撮っていることがありまして。裕翔に「写真撮ろうよ」と言われて、お互い役衣装で写真を撮った時に、感想というか「大ちゃん、こんな感じなんだ」っていう反応はもらえました。
――放送が始まってからは、メンバーで集まるような機会がないんですね。
有岡:なかなかタイミングが合わず、みんなで集まることができていないんです。次、会った時にまとめて感想を聞いておきます(笑)。
――ちなみに中島さんとは、ドラマのお話もされましたか?
有岡:ドラマの話でいうと、山田(涼介)も伊野尾(慧)も同じタイミングでドラマを撮っているので、会ったときにお互いの現場の話は結構しました。「どんな感じ?」とか、「何話撮ってるの?」とか。
――過去に刑事役を演じているメンバーもいますが、何か相談されたりしましたか?
有岡:いや、特に相談はしなかったです。でも、僕自身も驚いたことではあったんですけど、磯ヶ谷は新人じゃないんですよね。ある程度経験を積んだ刑事なので、「それはすごいことだよね」とは軽く話しました。「歳を重ねたよね、大人になったね」みたいな。それに、山田が『キワドい2人-K2- 池袋署刑事課神崎・黒木』(TBS系)で一緒だったスタッフさんと今回僕が一緒だったりするので、「山田くんとこんなことを話したんだ」という話はいろいろと聞いています。それぞれ関わらせてもらえて嬉しいな、と感じますね。
役者としてのモットー
――役者としてのモットーや、現場に臨む時のマイルールはありますか?
有岡:始まってしまうと、3カ月間って長いようであっという間なので、そこで共演者さんから何を吸収できるか。そして、スタッフさんとどれだけコミュニケーションを取れるか。コロナ禍なので難しいところもあるんですけど、そんな中でもより良い時間を過ごせるようにっていうのは、今までずっと心がけていることです。
――アイドルはもちろん、バラエティでもご活躍されていますが、現場に行くときに「今日はアイドルの日」「今日は役者の日」などと、ご自身の中で切り替えているのでしょうか?
有岡:今、この作品ではちょっとおでこを見せるような髪型をしているんですけど、実は朝起きて寝癖を直すときに、髪を掻き分けて自分で癖をつけてから現場に入るんですね。で、その日はドラマ撮影じゃなくてHey! Say! JUMPの現場なのに、間違えて自分でおでこを出すように癖を付けてるときもたまにあるので、切り替えられてないのかもしれないです(笑)。切り替えるのが下手なのかもしれない。
――アプローチの仕方という意味でも、アイドル、バラエティ、役者ではそれぞれ大切にしていることに違いがあるかと思います。
有岡:違いというより、すべて“楽しみながらやっている”というのは共通してるかもしれないですね。全部、好きでやっていることなので。
――その中で、俳優業の魅力はどこに感じていますか?
有岡:僕の場合はバラエティ番組でのキャラクターをパブリックイメージとして持っていただけることが多いので、お芝居をしていると毎度驚いてもらえるんです。「一致しない」とか「ちょっと頭が混乱する」とか言ってもらえたりして(笑)。そういったところが逆にありがたいなと思いますし、何よりも作品の中に入れる楽しさがある。想像力を膨らませながら、自分がその作品に参加できることに魅力を感じています。
※Hey! Say! JUMPの「a」はセンチュリーゴシックの書体が正式表記。
■放送情報
金曜ドラマ『インビジブル』
TBS系にて、毎週金曜22:00~22:54放送
出演:高橋一生、柴咲コウ、有岡大貴(Hey! Say! JUMP)、堀田茜、谷恭輔、大野いと、板垣李光人、西村元貴、結城モエ、田中真琴、村井良大、酒向芳、原田泰造、桐谷健太
脚本:いずみ吉紘、槌谷健
演出:竹村謙太郎、棚澤孝義
プロデューサー:佐藤敦司、浅野敦也
主題歌:「Tiny World」Dragon Ash(Victor/MOB SQUAD)
音楽:得田真裕
編成:東仲恵吾、佐藤美紀
製作:TBSスパークル、TBS
(c)TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/invisible_tbs/
公式Twitter:@invisible_tbs