ジョーダン・ピール監督最新作『NOPE/ノープ』8月26日公開へ 謎に包まれた予告編も
ジョーダン・ピール監督最新作『NOPE/ノープ』が8月26日に全国公開されることが決定し、あわせて日本版ポスタービジュアルと予告編が公開された。
本作は、自ら製作・脚本・監督をこなし、第90回アカデミー賞では脚本賞も受賞した監督デビュー作『ゲット・アウト』(2017年)、前作同様に深いテーマを提唱し大ヒットを記録した『アス』(2019年)に続く、ピール監督の3年ぶりの監督・脚本作。『ゲット・アウト』のダニエル・カルーヤが再び主演を務めたほか、『ハスラーズ』のキキ・パーマー、『ミナリ』のスティーヴン・ユァン、『ヒッチコック』のマイケル・ウィンコット、『The OA』のブランドン・ペレアらがキャストに名を連ねた。
予告編は、ある平穏な田舎町ヘイワード牧場から物語が始まる。ハリウッド唯一の黒人経営でもある牧場を営む男女。夜、広大な敷地を誇る牧場で、馬を連れて歩く男が遥か先に光り輝く物体を見つける。すると突然、悲鳴を上げた馬が光に目掛けて駆け出す。「“最悪の奇跡”って言い表せるか?」牧場の男(ダニエル・カルーヤ)が語りかける。空を見上げ始める人々、暗がりの空に飛翔する物体、人に近い何者かとの接触、吹き上がる荒野の砂埃、そして広大な荒野を覆う巨大な影、不穏な空気に包まれる田舎町の緊迫した映像が続く。突如崩壊した自室の天井から、脱出した女性(キキ・パーマー)が、悲鳴を上げながら晴天の空に吸い込まれていく。果たして、ピール監督が描く衝撃的な“最悪の奇跡”とは何か。
あわせて公開された日本版ポスタービジュアルには、「最悪な奇跡が起こる」と不安を煽るコピーとともに、星空の麓の小さな田舎町を覆い隠す巨大な雲の群れ、その下にぽっかりと浮かぶ不穏な雲に、カラフルな一本のフラッグ紐が垂れ下がる様子が描かれている。
■公開情報
『NOPE/ノープ』
8月26日(金)より、全国ロードショー
監督・脚本:ジョーダン・ピール
出演:ダニエル・カルーヤ、キキ・パーマー、スティーヴン・ユァン、マイケル・ウィンコット、ブランドン・ペレアほか
製作:イアン・クーパー、ジョーダン・ピール
配給:東宝東和
(c)2021 UNIVERSAL STUDIOS