望月歩、『元彼の遺言状』で銀髪に染め上げ初のホスト役に 「一生懸命汗をかきたい」
望月歩が、4月25日放送のフジテレビ月9ドラマ『元彼の遺言状』の第3話に出演することが決定した。
本作は、宝島社主催の2021年第19回「このミステリーがすごい!」大賞で大賞を受賞した新川帆立による同名小説を実写化するリーガルミステリードラマ。主人公の元彼・森川栄治が残した「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言を受け、主人公が依頼人と共謀して遺産を狙う破格の遺産相続ミステリーの原作の世界観はそのまま、ドラマオリジナルのエピソードも描いていく。
望月が本作で演じるのは、自身初となるホスト役。役作りのため銀髪に染め上げ、胸元を大きく広げた柄ものシャツにダークスーツ、さらにはピアス、金のネックレス、指輪を身につけたビジュアルを披露。演じるのは、黒丑益也という殺人容疑をかけられたワケありホスト。“苦労しますや”という名の通り、災難が降りかかる。
第3話のエピソードは、ある日、麗子(綾瀬はるか)のもとへ“武田信玄”を名乗る男から弁護依頼の電話が入るところから始まる。指定の場所へ向かった麗子を待ち受けていたのは、殺人現場の地べたに座り込んだまま周囲に睨みを利かせているホスト・黒丑益也だった。どうやらホストクラブでは“武田信玄”という源氏名で働いていた。死体の身元は進藤不動産社長の進藤昌夫。第一発見者は黒丑で、死体を発見するなり速攻で警察に通報したという。3カ月前、黒丑は進藤から立ち退きの話を持ちかけられていた。そのときは穏便な雰囲気だったが、数週間前、再び訪ねてきた進藤はまるで人が変わったように、「1カ月以内に出て行け」と強引に迫ってきたという。後日、黒丑は交渉するために進藤のオフィスを訪ねたところ、今回の殺人現場に遭遇したと言うのだが……。
黒丑は、新川帆立氏の新刊『剣持麗子のワンナイト推理』(宝島社)に登場するキャラクター。小説から飛び出した黒丑が、ドラマでどんな役割を果たしていくのか。また、第3話以降は、『剣持麗子のワンナイト推理』の事件やドラマオリジナル事件が1話完結で描かれていく。
望月歩 コメント
台本を読んだ感想
ミステリーだけど一人一人の人間らしさが出ている所がとても面白いと思いました。登場人物のキャラが濃いので、その皆さんと現場でお会いするのがとても楽しみになりました。
役作りについて
人生初のホスト役なので楽しみです! 普段あまり髪の毛を染めることはないので、銀髪にしてみてすごく新鮮に感じています。あと、黒丑はお酒がすごく強いという設定なので(笑)、お酒を飲んだ翌日の体が重い感覚、だるさみたいなものを役作りで体感してみました。
撮影現場の雰囲気について
綾瀬はるかさんのことは以前から作品を拝見していて、とても好きな俳優の方ですので、正直すごく緊張しています……。でも、“絶対にいい作品ができる!”と感じる熱い現場なので、黒丑役として一生懸命汗をかきたいと思います!
視聴者へのメッセージ
ミステリーの中でも、とても親しみやすい作風だと思います。一人一人の人間らしさを味わって頂ければうれしいです。僕自身、作品のポップな部分を壊さないよう黒丑というキャラクターを演じていきたいと思います。
プロデュース・金城綾香(フジテレビ第一制作部)コメント
黒丑益也は非常に謎めいた青年です。底抜けに明るいところもありながら、一方で誰にも言えない秘密を抱えている。そんな相反する顔を持つ黒丑を、どんな表情も自分のものにできる俳優さんに演じていただきたいと思い、望月歩さんにオファーさせていただきました。お芝居の力はさることながら、ホストのイメージとかけ離れた望月さんが一体どんな新しい顔を見せてくださるのか、とても楽しみです。物語は第3話から、麗子さんと篠田さんが全く新しい事件に立ち向かっていきます! どんどん育っていくバディ感にご期待ください!
■放送情報
『元彼の遺言状』
フジテレビ系にて、毎週月曜21:00~21:54放送
出演:綾瀬はるか、大泉洋、関水渚、望月歩、生田斗真、浅野和之
原作:『元彼の遺言状』新川帆立(宝島社)
脚本:杉原憲明
演出:鈴木雅之、澤田鎌作
プロデュース:金城綾香、宮崎暖(「崎」はたつさきが正式表記)
音楽:川井憲次
(c)フジテレビ
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