『金ロー』GWは2週連続スタジオジブリ 『魔女の宅急便』『耳をすませば』ノーカット放送

『金ロー』GWは2週連続スタジオジブリ

 日本テレビ系『金曜ロードショー』にて、2週にわたってスタジオジブリ作品が放送されることが決定。宮崎駿監督のファンタジー映画『魔女の宅急便』が4月29日、脚本・宮崎駿、監督・近藤喜文の青春ストーリー『耳をすませば』が5月6日に放送される。

 第1夜に放送される『魔女の宅急便』は、13歳の新米魔女・キキが両親のもとを離れ、見知らぬ土地で奮闘する姿を描いた物語。一人前の魔女になるため、たくさんの出会いと小さな挫折を経験するキキの成長ストーリーに、荒井由実の楽曲「ルージュの伝言」と「やさしさに包まれたなら」が彩りを添える。

 キキは、人間の父と魔女の母に愛されて育った天真爛漫な女の子。13歳になった魔女は知らない街で一人暮らしをするのが一人前になるための掟のため、キキは相棒の黒猫・ジジを連れ、1年間の修業の旅に出かける。海沿いの大都会コリコにたどり着いたキキは、その町で魔女の空を飛ぶ力を使って「お届け屋さん」をはじめることになる。

 第2夜となる『耳をすませば』は、小説執筆に取り組む女の子とヴァイオリン職人を目指す男の子による青春ストーリー。甘酸っぱくてどこか懐かしいまっすぐな恋、そして将来への希望に満ちた物語だ。主人公の月島雫に想いを寄せる少年・天沢聖司は、声変わり前の高橋一生が演じている。

 雫は、明るく読書好きな女の子。中学3年になって、周りは皆受験勉強で一生懸命なのに、いつも学校の図書館や市立図書館で本を読みふけっていた。雫はある日、図書館の貸し出しカードに「天沢聖司」という名前を発見する。雫が読む本には必ずといっていいほどその名前があった。やがて、雫はひとりの少年と出会う。中学を卒業したらイタリアへ渡って、ヴァイオリン職人の修業をしようと決意している少年。その少年こそ「天沢聖司」であった。雫は聖司にひかれながら、進路も将来も自分の才能にもすべてがあいまいな自分へのコンプレックスと焦りに引き裂かれていた。やがて、雫は聖司の生き方に強く心を動かされ、聖司の祖父・西老人が経営する不思議なアンティークショップ「地球屋」にあった猫人形「バロン」を主人公にした物語を書き始めるのだった。

 なお、11月1日に愛知にオープン予定のジブリパークでは、本作に登場する「地球屋」を再現したエリアもある。

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■放送情報
『魔女の宅急便』
日本テレビ系にて、4月29日(金)21:00~23:09放送
※放送枠15分拡大 ※ノーカット放送
監督・脚本・プロデューサー:宮崎駿
原作:角野栄子
音楽:久石譲
声の出演:高山みなみ、佐久間レイ、信沢三恵子、戸田恵子、山口勝平、関弘子、三浦浩一、加藤治子
(c)1989 角野栄子・Studio Ghibli・N

『耳をすませば』
日本テレビ系にて、5月6日(金)21:00〜23:19放送
※放送枠25分拡大 ※ノーカット放送
原作:柊あおい
製作プロデューサー・脚本・絵コンテ:宮崎駿 
監督:近藤喜文
音楽:野見祐二
声の出演:本名陽子、高橋一生、立花隆、室井滋、露口茂、小林桂樹ほか
(c)1995 柊あおい/集英社・Studio Ghibli・NH

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