「ドラマ×マンガ」シリーズ最新作は宮下英樹『センゴク』 中村蒼が仙石に学ぶ主人公に

「ドラマ×マンガ」最新作は『センゴク』

 NHK BSプレミアムで放送されてきた「ドラマ×マンガ」シリーズの最新作が、宮下英樹の『センゴク』になることが決定した。

 現代を舞台にしたドラマと戦争マンガを交差させ、毎年夏に放送されてきた「ドラマ×マンガ」シリーズ。『センゴク』は、戦国武将・仙石権兵衛秀久の波乱の生涯を描いた歴史マンガ。仙石の姿を紹介しながら、そこから人生のヒントをつかむ1人の若者の姿を中村蒼主演でドラマ化する。

 主演の中村のほか、橋本マナミ、林裕太、奥田洋平、今村裕次郎、斉藤由貴がキャストに名を連ねている。

 東京の広告代理店でプロジェクトリーダーを任された千石健人(中村蒼)。彼は、千葉で古民家食堂を営む相模弥生(斉藤由貴)から、グルメサイトの記事についてクレームを受け苦境に立つ。そんな時、会社の先輩で歴女の岸野凛子(橋本マナミ)から、「史上最も失敗し挽回した武将」と称される仙石権兵衛秀久の存在を教えられる。くしくも、姓は同じ「センゴク」。興味を持った健人は、権兵衛の生き様や織田信長や豊臣秀吉が権兵衛に授けた言葉から、リーダーとしての心得を学び、自分らしい生き方を考えるようになるのだった。

中村蒼(千石健人役)コメント

これまでのドラマ×マンガは戦争をより身近に感じてもらう作品でしたが、今回は戦国!
数多くの失敗を重ねるもそこから学び這い上がった男・仙石権兵衛。僕は今回その権兵衛の生き方から学び成長していく千石健人を演じました。自分は何者か迷いながら生きる健人にはとても共感しながら演じることができました。
人は皆、社会に出ると少なからず自分ではない別の人間を演じて生きていると思います。“自分らしく生きる”というのは本当に難しいことだと思いますが、その事の大切さが今作には込められていると思います。

■放送情報
ドラマ×マンガ『センゴク ~大失敗したリーダーの大逆転~』
NHK BS4Kにて、3月末放送
NHK BSプレミアムにて、4月以降放送
原案・漫画提供:宮下英樹
ドラマ脚本:高矢航志
出演:中村蒼、橋本マナミ、林裕太、奥田洋平、今村裕次郎、斉藤由貴ほか
演出:小山靖史、木學卓子
プロデューサー:平体雄二
制作統括:藤田英世、小山靖史
制作:NHKエンタープライズ
制作協力:スタジオブルー
写真提供=NHK

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