仏アニメ『ミューン 月の守護者の伝説』4月公開決定 吹替版に大橋彩香、小野友樹ら参加
2015年の東京アニメアワードフェスティバルにて優秀賞を受賞したフランスのアニメ『ミューン 月の守護者の伝説』が4月に日本公開されることが決定した。
本作は、『カンフー・パンダ』に参加したアレクサンドル・エボヤン監督と『略奪者』の脚本家ブノワ・フィリポンがタッグを組んだ異色冒険ファンタジー。3Dと2Dが混在したアニメーション作品となっている。メインキャラクターデザインは、『ヒックとドラゴン』のニコラス・マーレットが担当。フランス語版の主人公の声を、俳優のオマール・シーが担当した。日本公開に合わせ、日本語吹替版が制作されることも決定。本作は、フランス語版、国際版(英語)、日本語吹替版の3種類にて展開される。3月23日から東京都写真美術館にて開催の「世界の秀作アニメーション2022春編」にて、フランス語版を先行限定公開後、4月より日本語吹替版・国際版(英語)が全国で順次公開される予定だ。
太陽と月が同時に存在する不思議な世界で、ひょんなことから“月の守護者”となってしまった主人公ミューン役に声優・歌手の大橋彩香、自信家でマッチョな“太陽の守護者”ソホーン役に小野友樹、そんな二人をフォローする“蝋”でできたヒロイン・グリム役を海外アニメーション吹き替え初挑戦となる武藤志織が務める。そのほか、月の守護者候補のライバル・リユーン役に小林千晃、グリムの父に柿原徹也、悪役ネクロス役に森嶋秀太、かつての月の守護者フォスフォ役に蓮岳大が名を連ねる。
空想の世界に暮らす、青白くいたずら好きな森の子、ミューン。ひょんなことから、夜を運び、夢の世界を守る「月の守護者」に選ばれたミューンだったが、何をするにも失敗ばかり。そしてとうとう月は失われ、太陽は冥界の王に盗まれてしまった。世界に昼と夜を取り戻すため、ミューンは太陽の守護者ソホーンと、か弱い蝋人形の少女グリムと共に旅に出る。
あわせて公開された日本版キービジュアルには、「ツキも自信もありません。」というキャッチコピーが添えられ、ひょんなことから“月の守護者”という大役を担ってしまった主人公・ミューンの姿が切り取られている。
コメント
大橋彩香(ミューン役)
ミューン役を担当させて頂くことになりました、大橋彩香です。フランス映画の吹き替えは初めてなので、とってもワクワクしております。資料を見ただけでも、とっても美しい世界観に引き込まれました!! ミューンの魅力をたくさん引き出せるように頑張ります!!
小野友樹(ソホーン役)
太陽の守護者ソホーン役を担当させて頂きます、小野友樹です。僕自身、作品を観させて頂くうちにその世界観に引き込まれていきました。特に美麗なCGシーンで描かれていたはずが突如アニメパートが始まり、そのタッチの味がまた素敵で...…! 是非お楽しみ頂ければと思います。
武藤志織(グリム役)
グリム役を演じさせていただきます、武藤志織です。このような素敵な作品に参加出来たこと、とても嬉しく思います。夜明けと夕暮に生きるグリムは、昼と夜に憧れる、好奇心や探究心が盛んな女の子です。知的でチャームな彼女の魅力を伝えられるよう、精一杯務めさせて頂きます!
■公開情報
『ミューン 月の守護者の伝説』
4月より全国順次公開
監督:アレクサンドル・エボヤン、ブノワ・フィリポン
音楽:ブリュノ・クレ
提供:リスキット、ホリプロインターナショナル、キャトルステラ
配給:リスキット
2014年/フランス/フランス語・英語・日本語/シネマスコープ/85分
(c)ONYX FILMS-ORANGE STUDIO-KINOLOGY
公式サイト:mune-movie.com