ノオミ・ラパス「『ドライブ・マイ・カー』をものすごく観たい!」 インタビュー映像公開

ノオミ・ラパス『マヤの秘密』コメント映像

 2月18日に公開される映画『マヤの秘密』で主演を務めるノオミ・ラパスのインタビュー映像が公開された。

 本作は、『ミレニアム』シリーズや『プロメテウス』、『ストックホルム・ケース』などで知られる、ラパス主演のサスペンス。1950年代、アメリカ郊外の街。ある日、街中で男の指笛を聞いたマヤ(ノオミ・ラパス)は、“ある悪夢”が蘇ってくる。ナチスの軍人だったその男から戦時中暴行を受けたマヤは、復讐心から男を誘拐し、夫・ルイス(クリス・メッシーナ)の手を借りて自宅の地下室へと監禁する。殺したい気持ちを抑えながら罪の自白を求めるマヤだが、男(ジョエル・キナマン)は人違いだと否定し続ける。果たして、彼女の悪夢は妄想か、現実か。

映画『マヤの秘密』ノオミ・ラパスのインタビュー映像

 公開されたインタビュー映像でラパスは本作について、「長期間秘めていたものを自分自身が許す物語。同時に自分自身をそれから解放し、トラウマを乗り越える物語」と説明。また、「また、それらの傷が癒えることはあるのか、復讐は解決となるのかを問う物語でもある」と続け「私はこれらに関する心理面のリサーチに膨大な時間をかけた。観客には“復讐こそが解決なのか?”“人間は深い感情的トラウマを癒し、治すことができるのか?”と問いたい」と語る。

 本作の製作総指揮も務めているラパスは、本作のプロデューサーとして配慮したことについて、「リアリティが大事だと思い、初めにたくさんリサーチをした。また大きなトラウマが与える影響について深く描きたかった」としたうえで、「本作では性暴力も描いているので表現するにあたって細心の注意をはらった。撮影方法や暴力に対してアプローチ方法などを考え、必要以上に表現しないように、さらに起きたことを観客が十分に理解できるように描いた」と明かしている。

 また、同じスウェーデン出身で古くからの友人でもあり再共演を望んでいたジョエル・キナマンとの共演を振り返り、ラパスが出演する作品選びの基準について語ったほか、「日本のファッションや日本の音楽、特にKOHHというラッパーの大ファンなの」「『ドライブ・マイ・カー』をものすごく観たい!」など日本の印象についても話している。

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■公開情報
『マヤの秘密』
2月18日(金)新宿武蔵野館ほか全国順次公開
監督・脚本:ユヴァル・アドラー
出演:ノオミ・ラパス、ジョエル・キナマン、クリス・メッシーナ、エイミー・サイメッツ
製作総指揮:ノオミ・ラパス
製作:ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ、エリク・ハウサム
音楽:ジョン・パエサーノ
配給:STAR CHANNEL MOVIES
2020年/97分/アメリカ/英語/カラー/シネスコ/5.1ch/G/原題:The Secrets We Keep/日本語字幕:片野佑介
(c)2020 TSWK Financing and Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
公式サイト:maja-secret.com
公式Twitter:@maja_secret
公式Facebook:@majasecret

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