『アバランチ』第8話は大波乱の展開に!? 綾野剛「勝敗以上の物語があります」
毎週月曜22時よりカンテレ・フジテレビ系にて放送中の『アバランチ』。第8話の放送を前に、主演の綾野剛からコメントが到着した。
本作は、綾野主演の映画『ヤクザと家族 The Family』、映画『新聞記者』などを手がけた藤井道人がチーフ監督として参加し、主人公・羽生誠一(綾野剛)をはじめとしたアウトロー集団・アバランチ(Avalanche=雪崩)と国家権力を我がものにしようとする巨悪との壮絶な戦いを描いたエンターテインメント作品。綾野のほか、アバランチメンバーとして、警視庁特別犯罪対策企画室・室長の山守美智代役の木村佳乃、山守の部下の警察官・西城英輔役の福士蒼汰、天才ハッカー・牧原大志役の千葉雄大、元自衛官・明石リナ役の高橋メアリージュン、元警視庁爆発物処理班・打本鉄治役の田中要次が出演している。
11月29日放送の第7話では、官房副長官・大山(渡部篤郎)が目論む総理暗殺計画を防ぐため、アバランチは総理誘拐を実行。総理の身柄を無事に確保したものの、大山の真の狙いは一般市民を巻き込んだ爆破テロを起こし、それを“テロリスト”であるアバランチの仕業に仕立て上げることだった。続けざまに大山配下の秘密組織・極東リサーチによって牧原(千葉雄大)が拘束され、さらにリーダーの山守(木村佳乃)も大山によって連れて行かれてしまった。
そして12月6日放送の第8話では、仲間、そして罪なき人々の命を守るため、羽生たちが決死の行動に出る、まさに雪崩のように、次々と驚愕の展開が押し寄せる衝撃回に。山守と大山のもとへ向かった羽生が、初めて大山と直接対面を果たすほか、極東リサーチに拘束された牧原の救出に向かったメンバーたちがさらに窮地に立たされる。そんな第8話放送を前に、大山を“怪物”、極東リサーチを“最凶の敵”と表現する綾野がコメント。「『犠牲になっていい命なんて一つもない』。角度が違うだけで、善と悪の戦いでも勧善懲悪でもありません。角度の違いで、山守や羽生が、もっと言えばアバランチが大山のような怪物になっていたかもしれない。ヤクザとの戦いから、官僚や大臣との戦いを経ても、『常に自分は紙一重』と自問自答し続けながら羽生を生きています。そして、それは大山も同じなのかもしれません。だからこそ、それぞれの正と義が拮抗し琴線に触れ合うのです。第8話には勝敗以上の物語があります。是非、目撃してください」と語っている。
綾野剛(羽生誠一役)コメント
極東リサーチという存在について、どう捉えているか
アバランチには、「バレるな、殺すな、裏切るな」という掟がありますが、「バレるな」は、あくまでも国民に対してであり、実態が見えない事や、アバランチマスクの中身の人間性を認知させない事でイメージやパブリックに支配されない、理念だけがストレートに伝わるための匿名です。一方で、特定の人物にはむしろ実態を曝け出すように「匿名である事で、特定の人物だけに認知させる」というメッセージを込めています。この匿名性の受け取り方のギャップこそが、アバランチが目的としていた構図です。だからこそ、アバランチはその特定の当事者たちに向き合い、対峙するなどして“現実"の存在として活動してきましたが、極東リサーチは真逆の“仮想”の存在。大山の大義の擬人化。そのため実像や実態が無いのです。人間的感情が読み切れず、なにより守るものがないからこその強さがあります。一人ひとりの戦闘での敗北や仲間の死ですら、全体の目標にとって勝ち負けの要素にならない、すなわち勝敗の概念がない相手というのは“勝負にならない”という意味で果てしなく強い。人間的で、現実的で、それぞれを生きるアバランチにとっては対極の存在で、最凶の敵だと思います。
視聴者にメッセージ
「犠牲になっていい命なんて一つもない」。角度が違うだけで、善と悪の戦いでも勧善懲悪でもありません。角度の違いで、山守や羽生が、もっと言えばアバランチが大山のような怪物になっていたかもしれない。ヤクザとの戦いから、官僚や大臣との戦いを経ても、「常に自分は紙一重」と自問自答し続けながら羽生を生きています。そして、それは大山も同じなのかもしれません。だからこそ、それぞれの正と義が拮抗し琴線に触れ合うのです。第8話には勝敗以上の物語があります。是非、目撃してください。
■放送情報
『アバランチ』
カンテレ・フジテレビ系にて、毎週月曜22:00~22:54放送
出演:綾野剛、福士蒼汰、千葉雄大、高橋メアリージュン、田中要次、利重剛、堀田茜、渡部篤郎(特別出演)、木村佳乃ほか
監督:藤井道人、三宅喜重(カンテレ)、山口健人
音楽:堤裕介
主題歌:UVERworld(ソニー・ミュージックレーベルズ)
プロデュース:安藤和久(カンテレ)、岡光寛子(カンテレ)、笠置高弘(トライストーン・ピクチャーズ)、濵弘大(トライストーン・ピクチャーズ)
制作:カンテレ、トライストーン・ピクチャーズ
(c)カンテレ
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